濃飛樹脂軌道

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ソーラー発電所の仕事。

2013-05-30 20:14:48 | 電気・化学
本業が電気設備保守点検である以上、系統連係型太陽光発電所には否応無くお世話になってます(爆)
本日は2件ハシゴ…忙しいです。
午前中は可児郡の某工業団地内。工場の屋根に付けられています。いままで受電設備の増設分ばかり担当していましたが、今回は初めてソーラーパネルのストリング(10枚程度直列に敗戦された回路)を測定しました。開放電圧はテスターでも測れるので問題ないです。短絡電流は今まで測ったことがなく正直不安でしたが、今は電子式の測定器で火花も出ないので比較的安心して測定できました。技術の進歩はこういうところにもあったり。
そのストリンズは接続箱でブレーカーを介して5~6回路並列につながり、アレイというひとつのソーラー発電集団回路を構成しています。こういう用語も覚えていきたいですね…将来2~3kWクラスの独立型ソーラーを構成する場合にも覚えておいて損はないです。
電圧は晴天でも曇天でも変わらず、電流だけが変わることも確認…雨が降りそうな曇りだと1/10くらいしか出ませんね。
独立型も系統連係型もソーラーパネル部分は同じ直流、独立型ソーラーを嗜む我輩には共通の部分です。
10枚直列だと電圧は400V程度になるので絶縁抵抗測定も500V級の測定器が必要になります。曇り時々雨の天候にも拘らず本日は良好。

午前の検査を終えて午後は関市の現場へ。こちらは昨日検査を終えて本日送電、パワーコンディショナーの制御や故障時の動作なども検証。こちらも我輩が目にするのは初めてです(業務予定が煩雑だったので送電前の竣工検査ばかりだった)…送電したのち各種連動試験や故障時の対応方法などを念入りにチェック。
こちらも曇天で本日の発電量は最大容量の1/6程度。もっとも午前中より雲が薄かった可能性があります。

仕事柄ソーラー発電に触れる機会が多いので、今後この手の記事が増えるかもしれません。では。


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