濃飛樹脂軌道

おもちゃ修理、鉄道玩具「プラレール」、独立型ソーラー発電、電気自動車など、理系技術系の話題がメインです。

[VLOG#185] 東日本震災から丸10年~EFDELTA充放電の1日

2021-03-11 19:28:55 | 電気・化学
東日本大震災から丸10年。電気主任技術者として停電・電力インフラダウンに備えるべく購入したポータブル蓄電池[EFDELTA]のある1日を取材しました。
[VLOG#185] 東日本震災から丸10年~EFDELTA充放電の1日

詳しくは動画を見ていただくとして、東日本震災以降電力インフラの脆弱性危険性を電気技術者としてイヤというほど思い知らされました。
電気屋たるもの停電作業の多い業種、そんな時にも使える電気の存在は以前から考えてました。もちろん簡単なことで停電するのに電力に依存しすぎている日本人の脆弱性も思い知ってます。
2013年から当ブログで紹介してきたオフグリッドソーラーの展開もその対策の一つ。当初は照明確保とノートPC充電だけでしたが順次設備を増やし別動隊も作成、劣化しやすい蓄電池も随時更新しつつ長年運用してきました。
2020年末のコロナ禍退職を機に個人事業主へ転換、同時に電池劣化で機能不全になったオフグリッドソーラーの新たな蓄電池として導入したのがこのEFDELTAポータブル蓄電池。容量1260Whはダテじゃなく、今後電気管理技術者として使う予定の継電器試験器作動電源としても十分であります。
とはいえ毎日使わないとリチウムイオン蓄電池は劣化するもの。この知見は電気自動車アイミーブに乗ってるから判りますとも。
そこで本日は震災停電へ備えるべくポータブル蓄電池の充放電実験をしました。
電気自動車が満充電でなかったため最初にいきなりアイミーブを充電、ほぼ空になったあと100Wソーラーパネル2枚を繋いで充電開始。日の入りまで840Wh充電できたのでよしとします。