濃飛樹脂軌道

おもちゃ修理、鉄道玩具「プラレール」、独立型ソーラー発電、電気自動車など、理系技術系の話題がメインです。

乗用玩具のバッテリー

2012-07-28 00:00:56 | おもちゃ病院
時間の都合からまとめて書いています。

7/21は自治会の祭り準備と重なったものの、飛騨金山で預かった宿題を回収するべく「みのかもおもちゃ病院」へ1時間だけ参加。
美濃加茂市内でも乳幼児学級などで広報されており、6~7件の依頼があります。「かにさんくらぶ」が美濃加茂市内にも配布されているため、みのかも社協への問い合わせも増えています。
美濃加茂は会場が広くドクターが多い割に依頼件数は少なめですが、現在はドクター習熟の観点から大規模な広報は避けたいところ。みのかも定住自立圏内の八百津町・川辺町などでの臨時開催で数を稼いだほうが得策かもしれません。いずれも9/29開催予定です。

今回は乗用玩具が複数、いずれもバッテリーの充電不足や劣化といった鉛蓄電池に関わるトラブルが見られました。鉛蓄電池は満充電に近くないと早く痛むため、いちど充電するかどうか確かめてる必要があります。今回預かった2件とも充電で電圧が上がるので再利用はできますが、短時間では充電しきれないため一晩(8時間)以上の充電が必要です。ここが一般の方にはなかなか理解されないもので、それでも充電できなければバッテリー寿命と考えて交換を進めることになります。該当者へは長時間充電をお願いし、それでダメなら予備のある可児へ来ていただくようお願いしました。
美濃加茂の予備品不足はそう簡単には解決できそうになく、当面はこの体制になることをご理解ください。

それにしても最近の修理依頼は親や知人などから譲り受けたモノが多いです…不用品の再利用は3Rを謳う我々のポリシー上歓迎ですが、それが元でオモチャの正しい扱い方が判らないままトラブるのは困り者。前オーナーには玩具を譲渡するときまで取扱説明書を持っていてもらいたいです。
だから我々も、オモチャの正しい扱い方をレクチャーする必要があります。直しながら実際の正しい使用方法を持ち主様へ手取り足取り教えるソフト面の充実が望まれているでしょう。

しかし美濃加茂も可児同様「終了間際に依頼が殺到する」問題を抱えました…夜の遅い現代人の生活嗜好が出ているのは間違いないですが、こちらとしては会場撤収に手間取るため、やはり撤収一時間前に受付終了するべきです。
会場の都合上、今後の案内は9時半~11時にする予定です。

7/27、半ドン帰りに美濃加茂で回収した玩具を返却…思えば下呂市社会福祉協議会金山支部へお声掛けしたのが昨年九月、それから一年弱で2回開催しかも好評だから確実に存在価値はある。ただ今回預かった5件のうち2件が不治でしたがドクターが手を尽くしたのだから致し方あるまい。次期開催が未定ですが、第3土曜日の午後なら何とかできるから雪や凍結の少ない時を狙うべきか。
ただ夏休み期間中の児童館は小学生の溜まり場だから児童館職員はてんやわんやの様子。あまり長居はできません(後述の川辺児童館も同じ)
その足で次は川辺児童館へ。既に前回の実績や方針から川辺町民が美濃加茂の定期を利用する傾向があり、次期開催は9/29の14~16時、先着制で話を進める。午前中の八百津も同傾向ですが、まだ事務局との調整が必要です。
だいたい話がまとまってきたため、あとは美濃加茂代表への引継ぎが成功すれば一段落しそうです…でもまだ我輩の役目は大きかったり。