濃飛樹脂軌道

おもちゃ修理、鉄道玩具「プラレール」、独立型ソーラー発電、電気自動車など、理系技術系の話題がメインです。

高山おもちゃ病院201204

2012-04-28 20:46:10 | おもちゃ病院
本日は高山へ出かけてきました。7時に自宅出発、美濃加茂からひたすら国道41号を北上。さすがに飛騨萩原まで桜は軒並み散ってました。
飛騨小坂を過ぎると高山市へ。飛騨一ノ宮の臥龍桜は散りかけながらまだ残っており、少し花見気分に。
9時半頃、高山市街地の高山市福祉センター到着。ここの桜も散りかけで最後の見頃…来て良かったなぁ。

高山おもちゃ病院を訪問したのは4年ぶりです。設立時期が可児と比較的近く代表同士面識もありますが、距離が遠いため最近疎遠でした。今回は可児・加茂で下呂市金山町(飛騨金山おもちゃ病院)を担当している以上、下呂・飛騨萩原など下呂市北部の対応を事前に話し合うのが目的。

まずはハンドルの不具合で緊急来院したショベルカーを二人で処理。大物は持ち帰りが厄介なので現地処理が基本です。幸いリンクが外れていただけで組み直して即日完治!
つづいて可茂と高山のトップ会談へ。前述の下呂市対応は金山とそれ以外で様子を見ることになりました。下呂・飛騨萩原などから依頼が来れば相互に連絡を取って体制を決めることに。
高山は飛騨市(飛騨古川・神岡など)からの来院もありますが、意外なことに富山からの越境診察が結構あるようです。おもちゃ病院協会の公式サイトには富山県の活動情報がなく、射水市にはあるものの意外と知られていません。
そうこうしているうちに13時となり我輩は時間の都合で退散。お邪魔しました。

帰りがけ、国道41号の電気自動車の可能性を探るも、どこもAC100V電源ばかりで急速充電器はおろかAC200Vすらありません。下呂・飛騨萩原ともドライブインで100Vコンセントを借りて充電するのが関の山。せめて200Vなら1時間程度の充電でも多少走行距離が伸びて安心ですが。残念
この地域を走るEVオーナーはAC100V充電器を持参して店舗へ充電依頼する他あるまい。ただ田舎ゆえニーズが多ければ気さくに対応してくれそうです。
急速充電器を設置するには財政のほか電気設備変更工事など何かと大掛かりになりますが…ソーラーパネルや蓄電池・インバータ・商用電源などと組み合わせて設備負荷を減らす方策もあるため、ソーラーパネルをうまく活用して設備工事費が減る可能性があります。日産本社の事例が有名でしょう。
その他に、非常時の防災用電源としても活用できる道の駅の事例があります。
岐阜県は道の駅が多いけど、急速充電器のあるところは見当たりませんな…不思議。ではでは

新生・加茂おもちゃ病院

2012-04-22 17:08:20 | おもちゃ病院
昨日は加茂おもちゃ病院定期開催日でした。
9時から会場をセット、いつもの可児のメンバーと美濃加茂の新参メンバーが集合して9時半開始。
「おもちゃドクター養成講座」で誕生した新たなドクターの初舞台でもあり、当面メンバー大量増員となるため従来のボランティア室では狭いと踏んで大部屋を借りて望みました!
…しかし、晴天が逆に災いし新規受付ゼロ(爆)いつもながら「主婦の天気稼業」の仕業、日曜雨天の予報から新規持込は少ないと予想できましたが。

たまたま川辺で預かった玩具が沢山あるため、それを美濃加茂のドクターへ分け与えて診察していただく。プラレールもリモコン式電動カーも比較的簡単な症状であり、適度な暇つぶしにはなりました。
リモコンカーはいずれも断線症状のため配線を切り詰めて正常動作となる。プラレールは塵埃による電極の接触不良だったためギアボックス分解清掃で復活!
ドア開閉機構の不具合があるもの、これは川辺の依頼者様が一度分解したと証言していましたが…美濃加茂のドクターがリンク部分を見抜いて元通りになりました。素人修理の後処理がうまくいかなかった模様。
美濃加茂のドクターは経験さえ積めば一人前に動けそうですが、もう少し時間がかかりそうです。

まだ可児と美濃加茂とのメンバー交流も十分ではなく、のんびりムードの中で我輩が一番忙しかったです(爆)可児からも美濃加茂からも声がかかるのなんの!!でもそれくらいでないと講師を務めた甲斐がないですよ。

終盤になって、みのかも市民活動サポートセンター職員から「加茂野でオモチャ病院をイベント開催したい」とのオファーがかかりましたが…当方すでに出勤予定があり当日は参加不能(TT)
まだ経験も浅い美濃加茂のドクター主体では抵抗があり、断ろうとしましたが…加茂野地区は新興住宅地のため十分需要がありそうで無碍にも断りきれません。何とか業務をやりくりして参加できればいいのですが、そうなると5/19定期に参加できません。とほほ
あと6月の第3土曜日は美濃加茂と飛騨金山のダブルヘッダーになるため要員も確保しなければなりません(爆)まだまだ課題は多いです。

連系型ソーラーシステム

2012-04-20 23:26:30 | 電気・化学
本業の電気屋家業ですっかり帰宅が遅くなってしまいました(爆)

せっかくソーラーシステムを検討しているため、配電線連系のソーラーシステムも参考にすることになりました。
最近は家電量販店もソーラーシステムのセールスに積極的になっており、そこで拝見したカタログにいろんなデータがあることが判明。
特にシャープ「サンビスタ」のカタログは説得力ある表記や興味深いデータが多く掲載されており、そこで参考までに自宅の電気代に関して試算してみました。
中京圏・名古屋に4kWソーラーシステムを設置した場合の年間発電量が約4630kWh。自宅に設置可能なソーラーパネル発電量(3.6kW)に換算すると4060kWh程度…一日平均約11kWh発電できる様子。
一方、電気代から逆算した我が家の月あたり200kWh前後。年間約2400kWhで一日平均6.7kWh。どうみても売電が買電を上回っています。
仮に一日あたり昼間に2kWh使った場合、9kWhx365=3285kWh,1kWhあたり42円売電で年間13万8千円のプラス財政。10年でモトが取れそうです…しかしこれを実現させるためには妻子の了解を得るのがキツイ(爆)
連系型ソーラーシステムの費用は1kWあたり40万円。できれば4kWつけて早くモト取りたいですね(笑)いい方法ないでしょうかねぇ?!


オフグリッドソーラーの検討

2012-04-18 22:36:15 | 電気・化学
最近すっかり独立型太陽光発電(ソーラー)システムにハマッてます!
元々省エネルギーには五月蝿い人間ですから。

自立型ソーラー発電(別名オフグリッド)を組むのに最低限必要な部品は、ソーラーパネル(太陽電池)・チャージコントローラ・バッテリー(蓄電池)・ケーブル。交流出力が欲しい場合は正弦波インバータも必要になります。
結線を文面で表示すると、ソーラーパネル~チャージコントローラ~充電池~正弦波インバータ、チャージコントローラ~直流出力、です。
当方は12Vで自動車のシガーライター電源を利用する電化製品の併用を想定していますが、大電力が必要など場合によっては24V以上で組んだほうが得になります。

当然設置時の注意点も幾つかあります。
1.ソーラーパネルは基本的に屋外で使用するため、屋根などにしっかり固定することは勿論、コネクターの防水対策が必要。自己融着テープは必須。
2.蓄電池を保護するため、ソーラーパネルと蓄電池の間には必ずチャージコントローラを挿入する。これがないと蓄電池が早く痛む。
3.チャージコントローラは可能ならばMPPT(Maximum Power Point Tracing)機能を搭載したものを選択する。発電効率を重視。
4.蓄電池は自動車バッテリーよりもディープサイクル型がお勧め。容量は想定使用量より大きいものを選択して余裕を設ける(2倍ならば問題なし)。
5.正弦波インバータはバッテリーに直付けし、電源はこまめに切る。これも最大使用電力以上のものを使用し、蓄電池容量は最低でもインバータ容量の倍以上とする。
6.バッテリー容量を計算するには、一日の日射時間を換算することが大事。日本だと丸一日晴れることが少ないので、真冬で4時間、夏だと6時間前後で計算することになる。
…ここまで考えると、i-MiEVへのオフグリッドソーラーシステムを搭載が難しいことが改めて浮き彫りに。だからそんな挑戦をする人が居ないのか(爆)
せめて家庭用電力(電気代)を減らす方策で考えたほうがいいかもしれませんが…果たして一日どれだけ使ってるんだろ?
基本料金抜きでざっと計算しても5千円だから、1日平均8kW程度。それだけ電力を使うなら1.2kW程度のソーラーパネルと大型蓄電池8個が必要。それでも20万円以下に抑えれば4年でモトが取れる寸法ですが、果たして上手くいくかどうか。

蓄電型太陽光発電システムの検討

2012-04-16 22:06:12 | 電気・化学
本日ラジオで「蓄電型太陽光発電システム」についての放送が流れていました。
昨年の震災とそれに伴う原発事故以来、計画停電などで電力不安が広がる最中でもあり、ラジオ番組でこういう話題が出てもおかしくはありませんが。
我輩も本格的に取り組むことになりました!

しかし蓄電型太陽光発電システムは設置するのに各種計算が必要です!日照時間や一日の平均電力負荷を割り出し、そこから蓄電池(バッテリー)の必要容量を算定せねばなりません。
もちろんソーラーパネルや充電器以外にも、接続ケーブル・チャージコントローラ(保護回路)・DC-ACインバータなども必要です。それだけでも10万は超えます(爆)
予算が限られるため、ヤフーオークションなどで格安入手を試みた結果:現在ヤフオクでソーラーパネル(12V-100W)2枚を落札、あと2枚入札中。
他に必要なのは、12V-1.2kWhディープサイクルバッテリー・チャージコントローラ30A・DC-AC正弦波インバータ1kW・接続ケーブルなど。これらは予算がついたら整備します。

しかしこれを思いついた理由が、今後購入予定の電気自動車を通勤先で自動充電できる「自動車移動式の蓄電型太陽光発電システム」が欲しいからだというのは…正直恥ずかしいです(爆)
でもそれで航続距離が稼げるならば御の字でしょう!もちろん重量増加や空気抵抗増大による電費の悪化要素も考えなければなりませんが。
ただ急速充電はおろか電気自動車利用者向けに200Vコンセントを用意しているドライブイン・道の駅が少ない現状ではこれが最善だと思います。
問題はi-MiEVの天井面積が少ないこと。ルーフキャリアをつけても普通に考えて2枚が限度、ラジオアンテナを倒しても3枚しかつけられないのは厳しいです。
計算結果は1.5時間100V10A充電で12kmが関の山。割に合わないことが証明されました(TT)
ミニキャブMiEVならば400Wくらい搭載できそうですが、元々走行可能距離が短く暖房が効きにくいバンには難アリです。

3ナンバー普通車の日産リーフならば幅広パネルを使って450W程度。これで2.5時間充電可能ですが…EV専用の美しいフォルムや低い空気抵抗性能を犠牲に思想泣きがします。あまりオススメできないかも。
コンセプトカーが発表され、今後出てくる可能性の高い日産e-NV200なら570W~690W、相当実用的です!商用車で屋根面積が広いし、キャンピングカーのベース車種にもなるだけに末恐ろしいです(笑)
e-NV200+蓄電型ソーラーシステムだと4時間は充電可能。これで32km前後走れる計算ですから通勤距離が片道15km以下なら家庭用電源からの充電は不要ときた。
実走行距離を130kmとすれば、片道35kmでも充電しなくとも走れる日ができるのはありがたいことです。
※こんなことならセレナを買わずe-NV200が出るまで待ったほうが良かったか!(爆)

川辺オモチャ病院&i-MiEVで花見!

2012-04-14 16:27:30 | 電気自動車
午前中は川辺オモチャ病院へ出撃しました。
事前予約制で2日前の地点では4~5件しか連絡がなかったのに、イザ開催してみれば来るわ来るわ…都合21件に!
※なんと川辺町は広報無線でも告知してました…大胆です!
開催会場の川辺児童館にある玩具も3件、しかもパソコンの不具合まで診るはめになりましたが、逆に考えれば期待されている証拠でしょう。
我輩は受付をしながら6件診る。受付チェックで電池容量不足が1/3もあり、実質受診玩具はさほど多くはありませんでしたが、複雑な症状の玩具が多く半数近くが預かりになりました。
リモコンカーの電源断線、プラレールの内部分解、ミニ4駆の不具合は自宅に持ち帰りますが、4/21美濃加茂で研修材料になる可能性大です。
これで川辺の需要の多さが証明されましたた!美濃加茂や八百津が近いとはいえ、もう一回開催する価値はあるでしょう。後処理に手間取り12時になって撤収完了。

午後は家族を誘って「i-MiEVでお花見」と題し、ファミリーカーとしてのアイミーブの可能性を検証してみました(笑)
今までのアイミーブレンタルは1名乗車、今回は3名乗車。後部座席に人を乗せることで加速や使い勝手なども分かってくるため、お花見という口実を作りました。
既にレンタル経験があるためディーラーにはリピーターと思われており、今までのGタイプか未体験のMタイプか聞かれましたが…妻子が居る手前、カラフルな赤白ツートンのGタイプを選択(笑)
13時半過ぎに出発、国道248号バイパスで多治見まで走行。車の流れに身を任せてEcoレンジ・65km/h前後、全然電池メーターが減りません(爆)前回フル加速・ヒーター使いまくりでガンガン電池メーターが減ったのとは大違い!全体重量より走行スタイルのほうが電力消費に影響するようです。

多治見市内で多少道に迷うも多治見修道院へ到着、礼拝堂へ入る…「主よ、種も仕掛けもないことをないことをお許しください」だなんて恥ずかしくて言えません(爆)
でもアイミーブ赤白ツートンは混んだ駐車場でも否応なく一目でバッチリ判ります(笑)しかし子供からは「後部座席が高くて乗り降りしにくい」と言われました…eKからの乗り換えは少々難有り(TT)
このあと虎渓公園で木の芽でんがくと五平餅を食べ「花より団子」を実感!今まで家族でここへ花見で来た事がなかったから新鮮でした。
家族同伴や時間の制約もあり生憎写真は取れませんでしたが、屋台もあってお祭り気分をしっかり味わえました。
この虎渓山はアップダウンが激しく、ここで目盛りが減りました…でも距離相応の値だし山から降りるときBレンジで電力回生できたから残り距離の数値は上がる(笑)
帰りはMAX加速も使いつつ、残り電力2/3で可児へ帰着。前回は土岐で充電したのに対して、今回は多人数にも拘らず充電なし!エコ運転が身についてきました。
距離的にはMタイプでもよかったです(苦笑)このあたりは悔いが残りますが妻子受けを狙ったから仕方ない。

もしアイミーブを手に入れたら、ルーフキャリアとソーラーパネルなどをつけて充電できるようにしたいです(爆)
遠距離通勤になったらアイミーブは当然導入します…往復70kmならeKと比べても通勤費が年間18万円浮き、5年以内に元が取れる計算です。
ただMタイプだと帰りの電力が心許無い為(残り半分以下)、勤務時間中に太陽光発電でAC100Vできると安心できます。
元々独立型太陽光発電に興味があり、以前から試算してはいましたが…まさか電気自動車に適応するシステムを考えることになろうとは思っても居ませんでした(爆)
色々スペックを勘案し、300w程度のソーラーパネル・12V-120Ah程度のバッテリー・定格1kWのインバータ・AC100V充電器への通電タイマーなどを組み合わせればイケそうな気がしてきました。満タン充電を予測してタイマーを設定し、インバータから100V普通充電ガン接続で1時間充電、そのあと空から満充電まで4時間程度経ったら再度1時間普通充電…のサイクルなら何とかなるメドがつきました。
今から材料だけでも買い、自立系太陽光発電設備の実験をすれば何らかの答えが得られそうです。まずは費用の捻出が問題だな(苦笑)

プラレール・部品の通販サイト

2012-04-12 04:34:51 | プラレール・鉄道
プラレーラーならタカラトミーの通販サイト「コッペパン」を知らぬものは居ないでしょう。知らない方のために「」内に外部リンクを張っておきました。
※おもちゃドクターではどれだけ知られているか?それは不明です(爆)

摩擦ゴムや連結器などの消耗品はもとより、普通の店では売ってない機関車用の棒型連結器(中に芯線を通せる)や炭水車のカバー・踏切の警報機・洗車台スポンジなど、探せば結構ありました。
これだけあれば中古プラレールの再生はもとより、今までなかったオモチャ病院の新たなニーズに対応できそうです(笑)洗車機のスポンジ補修なんて滅多にないけど、こちらからPRすればある程度ニーズを掘り起こせそうです。
オモチャ病院は何かと部品が必要、こういう部品通販サイトを上手く利用すべし。3150円以上で送料無料だからまとめ買いもよさげですね(^^)
あとは可児・美濃加茂などへどれだけ割り振るか?予測が必要です。

オモチャ病院の魅力~男性中心のボランティア活動

2012-04-10 06:00:08 | おもちゃ病院
本日はコラムとして「行政側から見たオモチャ病院の魅力」を説明します。

以前某市民活動サポートセンターの職員から聞かされた話ですが、多くのボランティア活動が女性中心のメンバー構成で内容も炊き出しや育児系などそれに見合うものが多いです。
実はそれが問題、定年過ぎの男性が自宅で孤立するケースが多いです。奥様がボランティア活動で出かけて旦那様は家にこもるパターン。
それだからか?おもちゃドクター養成講座の参加者も、ボランティア団体に所属する奥様が旦那様に講座を紹介するケースが多かった(爆)

とかく男性中心のボランティア活動が少ない…現状の穴を埋める受け皿としてオモチャ病院活動に白羽の矢が立ちました。
この際だから本会の活動範疇を広げて男性中心のボランティア活動の裾野を広げますか(笑)趣味の世界とも両立できる、そこが狙い目です。

参考程度に、興味深い統計を発見しました!
愛知県犬山市社会福祉協議会のサイトに男女別のボランティア活動者統計データがあり、やはり全体的には男性が少ないです。
ただ環境関連は力仕事が多いため男性が多く、それ以外でもアマチュア無線防災クラブは男性が大半(有資格者の過半数が男性)、オモチャ病院は男性のみ。
この中には某市に無い活動もあり、それを新設すれば受け皿は増えそうです。

4/21に加茂おもちゃ病院は新体制で開催されます…今後の方向性を考えねば。