濃飛樹脂軌道

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IQでポエム・漢字君の実力

2015-12-26 07:58:06 | 電子・IT

本日は珍しく箇条書きでまいります。
もちろん当方の備忘録として判りやすくするためですが。

1.起動方法
漢字ROMの入ったカートリッジを挿して[CALL JWP]と入力するだけ。
[Are You Sure?]と聞かれるが、これは一度漢字君を起動させるとMSX-BASICに戻れないため。
もちろんそこは[Y]を押して起動させる。

2.入力機能
ひらがなは「かな」キー、カタカナはそれプラス[CAPS]キーをONにして入れる。
ローマ字の大文字は必ず[Shift]を押し続けて入力する必要がある。
単漢字変換はF2キー、熟語返還はF3キー。間違ってもスペースバーでは変換しない。
文字を消すとき[BS]は使えない。[Del]を使うが、それで右に1文字進んでしまう。
…など、ワープロ黎明期の迷走がにじみ出ている造りである。
小容量パソコンゆえか、残念なことにコピー・ペーストは使えない。UNDO(前に戻る)もない。

3.変換機能
30年前のワープロだけあって基本的に単漢字変換。漢字の音読みで1文字ずつ変換していく。
のちのMSX-DOS2の漢字ドライバーもこれと同じ単漢字変換がサポートされる。
熟語はいちいち登録しないと使えない。しかも電源を切ると忘れてしまうのでテープにセーブ・ロードする必要がある。

4.セーブ・ロード
基本的にカセットテープ(データレコーダー)のみ。RS-232C通信機能もあるが当方のHX-20にはついてないので試せない。
データを丸々セーブするのか、2~3分ほどかかるのが難点。一回のセーブで10分テープの片面を半分ほど使ってしまう。
データレコーダーは絶滅危惧種であり入手も困難、自力でメンテナンスできる人でないと永続保有は難しい。
カセットテープ駆動部のゴムバンドを自力で交換できる技術は持っておきたいところだ。

5.印刷
基本的にMSX標準プリンターならばメーカーを問わず使用できる。
行単位で印刷できる量を調節できる。最大99行。
文字の修飾や字体の変更はできない。できるとすればプリンターに切替装置がある場合に限られる。
当方の手持ちがソニーHBP-F1でポエム体が使用できたため、辛うじてフォントの変更に成功した次第。
※しかし事務所の先輩「松田聖子」がCMしてたソニー製品のほうが[ポエム]していたとは意外だ(爆)


ここは常時改訂の可能性があります。間違ってたら指摘よろしくです。


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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
HX-20所有者 (uma)
2016-04-16 23:02:49
漢字フォントを内蔵していないプリンタに印刷できていたので、フォントを変更したいのであればプリンタ側の設定ではなくHX-20に挿す漢字ROMを差し替えることで可能になると思われます。しかし、どんな漢字ROMでも使えるというわけではなさそうです。
本物のデータレコーダーを使うよりはWindowsのサウンドレコーダー等を使うほうが良いのではないかと思います。
文章の末尾の次の行あたりでESCキーを2回押して、出てくるメニューで「終了指定」を選ぶとENDマークを挿入できます。これでデータレコーダーへの保存時間も短くなるはずです。このメニューの中で、今で言うところのコピー&ペーストも実行できますが、コピー元よりも前の場所にペーストするのは避けたほうが良いらしいです。メニューを出さなくても色んなキーに割り当てされているはずですが、一々覚えてられません。
RP-80、MP-80TⅢ、FP-80という古いエプソンのプリンタにも対応しているはずですが、ESC/P対応のプリンタで印刷できるのかは知りません。
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HX-20,漢字ROM,プリンター (ヒラタツ)
2016-04-21 19:09:19
umaさん、こんにちは。
漢字フォント非内臓でもイケたとは意外でした…てことは当方のソニーHBP-F1が漢字フォント内蔵だからポエム体が使えただけかもしれませんね。
それならばESC/P対応プリンター(Canon BJC-35v)で一度試してみようと思いますが…プリンターケーブルをヤフオクやハードオフで探してこなくちゃ(^^;;;

データレコーダー代わりのアイテム、今ならICレコーダーなどもありますね。それならばデータ化けは少ないと思います。
いいこと聞いちゃった…それなら昔のテープソフトを見つけたらサウンドレコーダーなどに保存するなどしておきますか。

使い方も色々と知っておられるようで(笑)羨ましいです。
かくいう自分はヤフオクで本体のみ入手しただけですので詳しい使い方を知らずにいました…なるほど使い方にコツがあるようですね。
また思い出したことがおありでしたら遠慮なくお書き込みくださいませ。
ではでは。
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漢字君ふたたび (uma)
2016-04-24 22:08:13
多分、ですが。HBP-F1でフォント切り替えしても漢字君の出力に影響しないと思います。HX-20本体が漢字ROMからフォントを読み出して、その内容を元にドットイメージとしてプリンタに出力しているだけかと。
作成できる文書のサイズは最大で40字×200行ですが、画面に表示できるのは15字×6行分です。[ESC]を押してから[8]を押すとレイアウト表示モードになります。[ESC]を2回押すメニューの中では「縮小表示」の表記です。それでも40字×40行の範囲の配置を確認することしかできません。
エプソン系のプリンタを使用する場合は、印刷メニューの機種でEを選択します。Tは東芝のHX-P550向けですが、MSX対応プリンターであればほとんど使えるでしょう。ここで[2]を押すと縦倍角、[0]を押すと通常に戻ります。[1]や[3]は東芝のPA7253向けだそうです。あと、[G][0]か[G][1]か[G][2]を押すと行間隔の設定、[M][0]か[M][1]か[M][2]を押すと文字間隔の設定が変更できるらしいですが、設定画面には反映されないみたいです。
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