濃飛樹脂軌道

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今後の電気軽自動車を考えるなら。

2020-10-22 16:22:52 | 電気自動車
世界初の量産電気自動車・三菱アイミーブが生産終了になりますが…2018年に軽から小型自動車へ格上げした地点で早晩こうなるとは思ってました。なにしろ売れなさ過ぎましたから!!(爆)
何がいけなかったのか!?以下5点を挙げます。
1.価格帯と航続距離があってない。180万円で120km・250万円で170km
2.デザイン奇抜すぎ。ハイト/トールワゴンにしか向かない主婦層に無視された(完全無欠のロックンローラー「あたいら女に無視されて」みたい)
3.三菱の知名度の低さと不祥事連発の影響は無視できない…日産でも併売していたら売れた可能性はある
4.売れなさ過ぎて改良ができなかった。日産と巧く連携していれば売れた可能性もなくはない。
5.後輪駆動への理解の低さ。動力性能は抜群だがボンネットの小ささが不安を生んだ可能性はある…これはどうしようもないけどさ。
とはいえ日産がセカンドカーこそ電動化に向くと考えており、軽自動車アイミーブの後釜としてIMkなるコンセプトカーを出したのは有名。アイミーブ生産終了から逆算、三菱軽工場のラインを使い今から本格的に電気軽自動車を作ろうとしているのは明らかです。

それならと僕も今後あるべき電気軽自動車のあるべき姿を模索しました。
1.ひとまずリーフと同じ前輪駆動、デイズ同様トールワゴンで売り出しあとでトールワゴンも作る
2.価格帯は航続距離200kmで200万円台前半へ収める。
3.電池容量は20~25kWh程度で100V/1500W電源出力もCHAdeMOも備える
4.プロパイロットなど安全装備はオプション選択可、ネット接続もオプションで選べるように。
5.カーシェア用も含めて毎月1000台は供給して欲しい
…結構難しいこと書きましたが、1.2.3.は低ハードルで実用可能として4.自動化は世界的キーワードのCASE(Connected/Automaticaly/Share/Electric)に合致した思想であること、5.はホンダeが犯した過ちを踏んで欲しくないから。
ただし軽自動車はまだ価格優先の世界でありできれば150km/160万円/16kWh程度のモデルも欲しいところ。これはソーラー発電FIT終了家庭でなくとも割と簡単に軽EVを入手するために適したモデルを指します。アイミーブMタイプの高性能電地を積めば難しくないライン。一方260km/250万円/24kWhならFIT終了ソーラー発電一戸建在住者がV2Hとセットで蓄電池代わりに買えるモデルですが中古リーフとバッティングする可能性もあります…逆に電気軽自動車で中距離移動する人向き!?
既にアイミーブM後輪駆動に慣れた自分は当面買いませんが、以上条件が揃えば従来の倍以上軽EVが売れると思います。お買物専用軽カーならショッピングの普通充電器が混むかもしれません。

「電気自動車は車幅が広くて運転しづらい」意見も少なくない中、軽規格に着目しない手はありません。
むしろ成功すれば日産はコンパクトカーへ拡充してe-POWER設定車種が軒並みPHEVになる可能性も出て昔のコンセプトカー「でんきキューブ」や「e-セレナ」出現あるいは「e-NV200」再来もあるかもしれませんよ!?


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