平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い975  「トップダウン」で「無償化ありき」が走る 

2017-11-23 11:06:28 | 日記
     平和への希い975 戦後73年  
   「トップダウン」で「無償化ありき」が走る     2017.11.23.
安倍総理は、先の衆議院選で、消費増税分の一部を使って、教育無償化という耳障りのよい公約を掲げ大勝。
いよいよ実現に向けて議論が始まったところ、迷走が始まったようだ。
幼児教育では、働く女性が0~1歳の子供を保育所に入れて、早く職場復帰したいのに、保育所が少なく困っ
ている。政府は、待機児童対策よりも幼児教育の「無償化ありき」で公約実現を目指しているようだ。

幼児教育の無償化の狙いは、税金を使ってでも、社会全体で、子育てしやすい環境づくりをすることの筈。
無償化、無償化で金をバラマイテも、仕事と育児の両立に悩む多くのお母さんには恩恵が届かない。

高等教育の無償化でも、無償化ありきで、「金目」のことが先走り、「教育」本来の「質向上」はそっちのけ。
「大学授業料無償化の条件に、高校の成績を問わない」という意見も出たりしているとのこと。
大学進学率は、現在54%。安易な無償化で、進学率は上がるが、大学生の質は落ちることに。
国際社会で、日本の大学が地盤沈下しているので、無償化よりも「大学の研究力を高めるための政策投資」が
必要なのではないか

21世紀は、知識基盤社会競争であり、先端産業で後れを取って、国の将来は見えなくならないか心配。
安倍総理のトップダウンに、官僚の皆さんは、「縄張りを広げるチャンス」と「そんたく(忖度)しまくって」
いるのでは、と疑いたくなります。
安倍総理や政府の皆さんは、国の将来を見据え、将来の国を担う国民を、社会全体で、実のある教育システム
の中ではぐくむことを真剣に考えて欲しい。そのために使う税金なら文句言いません。モリカケはいけません

ウォーキング中に出会った花。

11月23日、「今日は何の日カレンダー」より
勤労感謝の日(国民の祝日1948)、手袋の日(1981)、外食の日(1984)、Jリーグの日(1993)
いい兄さんの日、農林水産祭、ふみの日(毎月)
▲関東地方元禄大地震。小田原城破損。マグニチュード8.2。死者2300人以上▲富士山大噴火し宝永山が
できる(1707)▲大相撲で初めて女性の見物が許可される(1872)▲サンフランシスコで世界初のジュークボックス
誕生(1889)▲樋口一葉、没。25歳(1896)▲大日本スケート競技連盟結成(1929)▲アメリカで「ライフ」誌
創刊(1936)▲角川書店創業(1945)▲第一回全日本合唱コンクール(1948)▲朝鮮戦争休戦(1951)
▲初の日米間テレビ宇宙中継受信実験でケネディ大統領暗殺を伝える(1963)▲Jリーグ(日本プロサッカーリーグ)
の初の公式戦、 ナビスコカップ決勝が東京の国立競技場で行なわれる(1992) ▲北朝鮮、南北軍境界線の延坪島
(ヨンピョンド)を砲撃、韓国兵士2名死亡、16人負傷、島民3人負傷。(2010)