平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い509 IОCの親ゴコロと応える子ゴコロ 

2016-08-08 09:42:04 | 日記
 平和への希い509 戦後71年 
IОCの親ゴコロと応える子ゴコロ 2016.8.8.

ロシアが国ぐるみでドーピングしたことを告発したユリア・ステパノワ夫妻。
身の安全を守るために、国外で隠れ住むことを余儀なくされているそうです。(日経・8/7春秋)
ロシア陸連を国ぐるみドーピングで資格停止した国際陸連は、中距離走選手のステパノワさんを、反ドーピ
ング活動への貢献を評価して、個人資格で国際大会出場を認めたが、国際オリンピック委員会(IОC)は
出場を認めなかった。
「非常に失望している」と声明を出したステパノワ夫妻。でも、スポーツ仲裁裁判所(CAS)には提訴し
ないとも表明。


プーチン大統領の報道官は、ドイツのドキュメンタリー番組で内部告発したステパノワさんを「ユダ
(裏切り者)」と呼んで非難したとのこと。
ロシアマスコミもステパノワさんの非難記事を組んだようです。国外での隠遁生活しかなかったのでしょう

IОCは、ステパノワさんの出場を認めることで、ロシアとステパノワ夫妻の関係をこれ以上こじらせ、
ステパノワ夫妻を危険な状態に置くことを懸念した親ゴコロだと、勝手に思っています。
一方、ステパノワ夫妻も、IОCの決定は「これ以上ロシアとのこじれ」を避けた方が良いとの含みがあると
感じたのでしょうか、CASに提訴しないことにして、IОCの親ゴコロに応えての「子ゴコロ」であり、
これ以上ロシアとの関係がこじれてもお互いのためにならないとの深い思慮の結果と、勝手に思っています。


IОCとステパノワ夫妻のご努力が、ロシアとご夫妻の和解に繋がりますように祈ります。
バッハ会長の「大岡裁き」でロシアの参加が叶い、「しこり」を残さない「平和の祭典」になった。快哉。

ウォーキング中に出会った花々です。

8月8日「今日は何の日カレンダー」より
笑いの日、タコの日
▲キリスト教禁教令(1616)▲天明の飢饉、江戸市中に米価抑制(1786)
▲鶴田義行、オリンピック200m平泳ぎで優勝(1928)▲札幌医大の和田教授が日本初の心臓移植手術(1968)
▲東京のホテルで拉致され金大中事件発生(1973)▲ニクソン大統領、ウォーターゲート事件で辞任(1974)

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