錦織は何も違反していない

リオ五輪のテニスで錦織がスペインのナダルに勝って銅メダルを取った。
この試合でセカンド・セットを終わったあと錦織はトイレット・ブレイクを
取った。だがその時間が十二分もかかったということで苦情が出ているという。
主にスペインのナダルを応援している人たちからのブーイングらしい。
シャワーを浴びてきたのじゃないかと言う人もいたという。なぜなら出てきた
錦織はすっきりした様子だったからという。それはそうでしょう。トイレから
出てきたんだから(笑)。
冗談はさておき、錦織の説明によると、トイレに行こうとしたら係りの人から
片道５００メートルあるセンター・コートに案内されたのだという。
それでは１２分かかるのも当たり前だ。
そもそもトイレット・ブレイクに時間がかかってもそれはルール違反ではない
ということである。
五輪精神を貴ぶ日本人がそんなきたないことをするわけがない。
日本人はフェアープレー精神を大事にする国民なんだ。昔からね。
スペインの人よ。みそこなってもらったんじゃ困るぜよ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　参照：ウェブニュース

リタイア組と現役組の違い

あくまでもサラリーマン限定の話だが。
リタイア組と現役組の違いはどこにあるのか?

その一つに気象条件をあげてみたい。
夏の暑さきびしい季節。
サラリーマンはうだるような暑さのなか汗をふきふき勤め先へ
向かわなければならない。
猛烈あタローな台風が日本列島を直撃するような日でも休むわけにはいかない。

寒さのきびしい冬。
そんなくそ寒い日はこたつにでも入ってぬくぬくふむふむとしていたい。
風邪をひいて体調が悪くても責任ある立場ならそんなことを言ってはいられない。

これが一旦リタイアするとどうなるか。
がらりと逆転するのは言わずもがなのこと。
リタイアすると格別な用事がなければ、出かけなくてもよい。

自由とはそういうものなのである。
だが、しかし。自由は幸せか?自由は必ずしもハッピーとはいえないのだ。
いろいろあるのである。

やったぞリレー銀だ

待ちに待った決勝のときがついにきた。

リオ五輪4x100の選手はトラックに出てくる際、刀を切るポーズで決めて出てくる。
その姿から四人の心が一つになっている、サムライ・ジャパンの心意気が感じられた。

予選を見たときにも感じたことだが、四人の走行順は実にうまく考えられていた
と思う。
スタートが一番うまい山縣が第一走者なのは当然。ロンドン五輪にも出てアンダー・
ハンド・パスに習熟している飯塚が第二走者。カーブを高速で走れる桐生が三番手。
最後は競り合いに強いケンブリッジにまかせたのもうなづける。ということでこの
四人の配置は実に理にかなった戦略だった。

結果はみごとにハマった。特にカーブを走ってくる桐生の早いことといったらない。
弾丸のような走りだった。大興奮そして価値ある銀メダルである。

四年後にこのメンバーで東京を制覇できるか?
一番若い桐生で24歳だし、進齢(?)はいかんともしがたい。非情な世界である。

すごい記録で予選通過のリレー

連日のメダル・ラッシュに沸くリオ五輪だが
一番気になっていたのが陸上男子4x100mリレーである。
ニュースで見たばかりなのだが日本はすごい記録で予選を通過したらしい。
スタートは山縣亮太で飯塚・桐生・とつなぎラストはケンブリッジ飛鳥だ。
名前を見ただけでわくわくするような選手ばかりである。

結果はアジア記録及び日本新記録という好成績。２組一位で決勝へ進出だ。
２０日の決勝にメダルの期待がふくらむ。

世界の壁は厚いだろうが、なんとかがんばって打ち破ってほしいものである。

福原愛は中国ではアイドル?

何はさておきまずはおめでとうと言っておきたい。
リオ五輪の卓球女子団体戦の銅メダルは立派だった。

福原愛は(あの泣き虫あいは)小さいころからの人気者だった。
日本だけでなく中国でもそうだった。
十代で中国のナショナル・チームで訓練を受けていたせいだろうか
中国語ができるのでよく中国のメデイアに顔を出す。
愛はかわいい。Ai is cuteと誰からも言われ、27歳になったいまでも
子供のようにかわいいと言われ続けている。

中国のブログWeiboにはなんと340,000ものフォロワーがいるとのこと。
選手村に入ったばかりのころだったと思うが、トイレがこわれていて、
彼女は自分で直したなどという記事が日本の新聞にも掲載されていた。
このときはウェブでずいぶんと話題になったらしい。

銅メダルを取ったとき、もう泣かないと言っていたのにやっぱり
泣いてしまった。
それを見て思わず「もらい泣き」してしまった人はたくさんいたであろう。
日本にも中国にも。