線香花火の思い出

一年前のちょうど今頃のことである。
仕事を終えて教室を出てくると階段の下のあたりで
女の子が二人でしゃがんで花火をしていた。
中三のsayakaとmasayoだった。二人とも高校受験を控えている。

私が「おお。線香花火か?」と言いながら近づくと
「ちょうどよかった。先生もやる?」とmasayoは私の返事も待たずに
一本くれてよこす。
「持ってて」といってマッチで火をつけてくれた。
火がまわって下のほうに玉ができたころ私はしゃがみ直そうと
うっかり体をうごかしてしまったのだが、その振動で玉が落ちてしまう。
それを見たsayakaが「あ～あ。落として」と言う。
masayoがすかさず「さやー。それ禁句だよ」と言った。
「ああ。。。ごめん」と、sayakaは言ってはいけない言葉を口に出した
ことを謝った。
私は「だいじょうぶだよ。二人とも合格ラインなんだから」と言って慰める。
masayoも「勝丼たっぷり食べてくからだいじょうぶ」とおどけながら言う。
私も「今度キット・カット(きっと勝つ)買ってきてあげるよ」と続けた。

いまどきの若者もゲンをかつぐのか。
お守りも肌身離さずに持ち歩いているようだし。

半年後、二人とも無事に第一志望の高校に合格したのであった。
勝丼とキット・カットの霊験あらたかであったようだ。

逆転劇でエキサイト

昨日のチーバロッテマリーンズはすごかった。
二点差を追いついたばかりか逆転サヨナラの犠飛が出て王者ソフフトバンクに
勝ってしまったのだから。

この日、甲子園でロッテの応援歌を使っている東邦が大逆転勝利したことに
プロの大人たちも刺激を受けたということらしい。

わーい、わーい、と喜んでいるのは子供だけではないぞ。
いい歳した大人も喜んでいいんだよ。
だから野球は楽しい!!!

妻にヘアー・カットしてもらう

髪の毛が(頭の)だいぶ伸びて暑苦しいのでアイサイに切ってもらうことにした。
これは別に散髪代をケチったわけではない。お盆休みは床屋さんも混むからだ。
観光客が多く道路が渋滞しているのもいやだ。

そんなわけで久しぶりに家でヘアー・カットしてもらうことになった。
「ずいぶん伸びたね」と妻。はさみでじょきじょきと切ってくれる。
「薄くなっても伸びるところは伸びるんだな」と私。前のほう、額側は
伸びないで、というよりはげてきて、うしろ側ばかりが伸びてくるという
かたよった状況だ。なぜ平均して生えてくれないのだろう?
「生えないよりましよ。まだ黒いし」と妻は私の心を見透かしたように
なぐさめの言葉を頭の上から投げかけてくる。

そうこうしているうちに作業は終わったようで、髪の毛をはらい濡れたタオル
でていねいにふき取ってくれた。床屋さんでもしてくれない。
「いい床屋さんだな」と私。
「特別なお客さんだけのスペシャル・サービスよ」と妻はどきりとするような
ことを言いながら散らかったものをかたづけていた。

私は短くなった後頭部をなでながら「さっぱりしたよ」と言いながら感謝とねぎらい
の言葉を口にする。

夫婦はもちつもたれつというが、ありがたいことである。

チーバいいね

チーバ・ロッテ・マリーンズが今日も完封で首位のソフト・バンクに勝利す。
守っては石川歩(あゆむ)が完封し、きょうも力強くあゆむ
打ってはデスパイネが２ランホーマー。
打った瞬間バットから火をふいた。(正確にはすべり止めの粉が飛び散った)

デスパいいね。
あゆむもあゆむね
チーバいいね

プロ野球ニュースという番組

昔も今もプロ野球には目がない。
好みのチームは巨人だったりダイエー(ソフトバンク)だったりと移り変わるが
(これを浮気っぽいという人もいる)、現在はチーバ・ロッテマリーンズのファンであり
これはこれからも生涯変わらないと思う。他県に引っ越さないかぎり。

さて、昔は「プロ野球ニュース」(またはプロ野球ダイジェストかもしれない)
というのをよく見ていた。
もう無くなったと思っていたが、最近ひかりTVで復活しているのがわかった。
解説者は田尾、谷沢、大矢らのなつかしい面々である。
みな年をとったが口だけはたっしゃな連中だ。

贔屓のチームが勝った翌日に見る。何度も見ることがある。
負けたときは見ない。これは変だろうか?
負けたときも見なければいけないという規則はないので(笑)
それでもいいだろうと思う。我ながら変な言い訳だが。