食の旅人

~ 食べることは生きること、生きることは旅すること、そうだ食べることは旅すること~
  野村洋文

こめかみ

2009-06-04 08:01:18 | 日記
 我が国に、淵源より住んでいたのは縄文人。やがて大陸から違う種族がやってくる。弥生人だ。彼らは、お米という文化をもたらしてくれた。

 稲作が生活の中心となる。でき不出来は、生死に直結した。豊作を祈願する祭祀のような役が自然発生する。天皇制だ。


 今上天皇のご公務は、穀物(特に米)に始まり、穀物で終わると言っても過言ではない。
 それだけ、我々の文化はお米と深くかかわっている。

 お米の食し方も、生 ⇒ 焼く ⇒ 炊く  と進化してきた。昔、生でお米を食べていた頃、かむたびに、耳の前の筋肉がピクッ、ピクッと動くことに気づいていた。

 おこめをかむと動く場所 =  こめかみ   となった。


 英語で、こめかみのことを、テンプルという。 欧米では、お寺とこめかみに
何か関連があるのかもしれない。

それぞれの文化により、いわれ、呼び名が違う。 非常に面白い。。。。。