食の旅人

~ 食べることは生きること、生きることは旅すること、そうだ食べることは旅すること~
  野村洋文

パエーリャ

2009-06-17 07:33:58 | 日記
 スペイン。。。

 ピカソ、ガウディ、コロンブスを生んだ国。無敵艦隊を率いていた国。シンクロナイトスイミングの国際大会で3位が指定席の国。

 かつて、8世紀から14世紀まで800年ものあいだ、イスラム教徒に支配されていた。他のヨーロッパ諸国と異なり、基層にイスラムの影響が見え隠れするのがスペイン文化の特徴だ。

 
 パエーリャ。。。 フラメンコ教室の後、銀座のエスぺロでスペイン料理を、という等々力や奥沢あたりにお住いのマダム達が、必ず注文するパエーリャ。
 米の使用、サフランの使用、いかにもアラブ料理を彷彿させる。

 その昔、バレンシア地方のあるイスラム集落で、米と魚を煮込んだ料理をアッラーにささげ、豊作、豊漁を祈願したのが、その起源だと言われている。


 スペイン人は、人懐っこくて、我々と何となく通じるものがある。ラテン系特有の明るさと、強さ、寂しさに僕はひかれるものがある。

 
 以前スペイン語を学ぼうと、テキストを買い込んだが、二日で挫折した苦い思い出がある。