食の旅人

~ 食べることは生きること、生きることは旅すること、そうだ食べることは旅すること~
  野村洋文

ナポリタン

2009-06-08 07:48:34 | 日記
 25年ほど前まで、スパゲッティといえばナポリタンかミートソースだけだった。

 さらに、ナポリタン以外の存否を知らなかった田舎者の僕は、ミートソースの既存を知り驚いたものだった。

 
 現在、正統派ナポリタンをだしてくれるお店は、地域密着型、年来の喫茶店を除いてほとんどない。

 一年に数回、正統派ナポリタンをむしょうに食べたくなる時がある。体に悪いことをあえてしたくなる、愚行に走りたくなる気持ちだ。

 
 現在、いわゆるバブル後根付いてきたスパゲッティは、パスタマニアからリストランテASOのパスタまで、セモリナ粉を使用している。

 正統派ナポリタンは、うどん粉使用だ。

 
 横浜のホテルニューグランドで、進駐軍向けに創製したのがナポリタンの始まりだという。好まれるかどうかわからないので、アメリカ人の好きなタバスコを添えてだした。

 そういえば、ナポリタンの横には、いつもタバスコが付いてくる。。。。。おもしろい。


 国立国会図書館の2F食堂で、昭和の匂い漂う正統派ナポリタンを食することができる。