食の旅人

~ 食べることは生きること、生きることは旅すること、そうだ食べることは旅すること~
  野村洋文

ブラジル

2009-12-05 09:09:05 | 日記
1970 年 ワールドカップ・メキシコ大会、におけるブラジル代表を、人類史上最強のサッカーイレブン、と評する声に異を唱える者はいない。

  ペレ、中心のチームである。


  太陽とサンバの国   ブラジル



 ポルトガル移民をはじめとする欧州文化と、奴隷として連れてこられたアフリカ系黒人の文化が融合してできた国。


 宗教、文化にポルトガル、アフリカ色は濃く反映されている。


 「カーニバルの朝」というボサノバの名曲がある。 題名を聞いてピンとこられない方でも、おそらく耳にしたことがあるだろう。


 「黒いオルフェ」という映画のメイン・ソングとしても有名。


  どこか物悲しく、郷愁を誘うメロディは、我々日本人の琴線にも触れる。


  映画の方は、ギリシャ神話を題材にし、ブラジルを舞台に繰り広げられるオール黒人キャストの悲劇であり、確か、カンヌグランプリを獲得した秀作である。


  
 ブラジル料理、、、まず思い浮かぶのは、「シェラスコ」と呼ばれる、獣肉の串焼き。そして、「フェジョアーダ」という黒豆と豚肉を混ぜて煮込んだもの。


  食文化は、ヨーロッパよりアフリカに強く影響を受けている。


 
    アマゾン密林


 やがて環境破壊、汚染の煽りを受けて消えてしまうそうだ。  残念。



 時々、自分の頭の中で、ブラジルとメキシコがゴッチャになってしまう。


  どうしても脱却できない。。。。。