食の旅人

~ 食べることは生きること、生きることは旅すること、そうだ食べることは旅すること~
  野村洋文

通勤電車

2009-12-26 07:39:33 | 日記
 朝の満員電車通勤地獄からはなれて4年ほど経つ。


 不謹慎なことを言うようだが、電車内で痴漢をしたことも無ければ、幸い痴漢に勘違いされたという経験もない。


 「それでもボクはやっていない」という映画があった。


 痴漢の濡れ衣を着せられ、冤罪と戦う男の物語。


 不事実も、一度、誤解を受けると、知らぬ間に負へ向かって誇張し、驚くほど柔軟な速度で検察権力の下に、有罪として取り込まれてしまう。 というもどかしさを描いた秀作である。


 実際、そばの女性に痴漢と勘違いされないように、わざと両手をバンザイ状態にしたまま通勤されるサラリーマンの姿をよく目にする。


   が、、、、、


  この涙ぐましい努力をされている企業戦士の方々に朗報がある。


 先般、発売された痴漢冤罪予防グッズ 『男のグー手袋』 がそれだ。


 読んで字のごとく、この手袋をしていれば、掌で女性に触ることが必然的に不可能なため、瞬時にアリバイを証明することが可能だ。


 これなら、大上段に構え安心して通勤できる。


  冬場は暖かく使い勝手があるが、夏場はむれて大変なように感じる。


 しかし、痴漢に仕立て上げられ、家族、世間から疎外されていく苦しみを考えれば、いささかたりとも、はめ心地に難をつける余裕などない。


  
  さて、、、、、


 母子家庭に認められてて、父子家庭に認められてない制度に、


 
     『児童扶養手当』


 がある。 明らかに差別である。


 父子家庭に導入できないのなら、母子家庭からもこの「手当」、取り上げるべき

である。