皆さんの所は、大雨の被害はありませんでしたか?
罹災された方々には、まずもってお見舞い申し上げます。
昨日は、たまたま豊橋を離れてお墓のある岡山県の総社市に行ってきました。
ですから、昨日の豊橋の豪雨を知らないんです。
例年はお盆前などにお墓の掃除に行くのですが、その予定していた頃に違う法事が入って、お墓の掃除などが出来ずじまいだったのです。
そんな訳で、昨日はあらかじめJR新幹線の切符も手配して岡山行きを予定していたのです。
8時過ぎの「こだま」で新大阪に向かい、そこから「ひかり」に乗り換えて岡山に着きました。乗り換えた新大阪では降雨を認めましたが、岡山は曇りで、雨は降っていませんでした。確か着いたのは11時半ぐらいだったと思います。
岡山駅で予約していたレンタカーを受領し、総社市内へ入ったのが正午過ぎ。
曇天ですが降雨はありません。
市内のファミリーレストランで食事を摂って、花屋でお参り用の花を買い求めて墓地へ移動し、お墓の掃除をしてお参りして来ました。
いつもなら、岡山に出たついでに親類の所へ顔を出すのですが、先方の都合が悪く予定より早く引き返し岡山駅に着いたのが四時前ぐらいでした。
帰りの新幹線の指定席を早めの便に変更しようと、駅の窓口に行きました。
すると、そこの電光掲示板では「三河安城~浜松 大雨の為 運転見合わせ」の文字が流れていました。
窓口の係員に尋ねると、すでにダイヤは乱れ、指定券は意味を成さないとの事。
しかたがないので、指定券を自由券に変更する手続きをとりました。
―――どうやら、豊橋が大雨らしい…
その時点では、豪雨の情報を得られていないので、その程度の認識でしかありませんでした。
先の状況が読めませんので、動く便に飛び乗る他はありません。その時ホームに止まっていた新大阪止まりの「こだま」の自由席に座ります。幸い同行した母と私の席は確保できました。
―――とりあえず、大阪までは行けそうだ…
すでに、この便も予定より40分ほど遅れて岡山を出ている列車らしい。新大阪までの途中でも「先の列車がホームを出ておりませんので、信号停止をしております」と何度もアナウンスがあり度々数分の臨時停車が行われていた。
ほどなく車内のニュースが流れる電光掲示板で「16時5分、運転再開」の一報が表示された。途中の臨時停車があった為、多少遅れたものの列車は新大阪にたどり着いた。長期戦に備え弁当を購入。
新大阪では各便が概ね一時間の遅れ。「のぞみ」は「ひかり」は関東方面へ急ぐ人たちだろうか、いずれも満席、立っている人も居る状態で順次発車して行くのが見える。とりあえず、ここで情報収集。駅員を見つけ豊橋へ行ける「こだま」を尋ねる。次に来る「こだま」が新大阪始発であると確認できた。
先発の「ひかり」に並ぶ人たちの列の最後尾に並ぶ。これで事実上、目指す「こだま」自由席の最前列に着いた事となる。
―――これで、豊橋までの座席は確保できた、一安心…
目指す新大阪始発の「こだま」は遅れが続いている「のぞみ」や「ひかり」とは異なり定刻発車を目指し車両基地からホームに滑り込んできた。
ベンチで休ませている母を列に呼び寄せ、豊橋行きの「こだま」の自由席に着いた。午後6時ごろの事である。
停車駅では遅れた「のぞみ」や「こだま」をやり過ごす回復運転がなされている。
それでもすでに、運転再開から2時間経過しているので大幅な遅れは無く約一時間半後の午後7時半過ぎに豊橋に到着した。
雨は降っていない。
結局、昨日は一度も傘を差さずに過ごす結果となった。我が家においての私の「晴れ男伝説」に新たな1ページを刻んだ。