2013 総合火力演習 03

演習が開始される前にVIPがやってきます。
日曜日の本番には防衛大臣が黒塗りの車で来ますが、木曜日は予行なので富士学校長です。

武内陸将（旧軍だと中将ですね）が自衛隊パジェロから降りてきました。
階級的には統合幕僚長と陸上幕僚長に次ぐポジションと言ってもいいでしょう。


おなじみ「対TOT富士　発動！」ってやつです。
遠く離れた榴弾砲の陣地から一斉に２０門が発射されます。
空中に「富士」を描くためには緻密な角度とタイミングの射撃練度を要します。
本番前に練習を繰り返したにしても他国ではとても真似できない芸当だそうです。


ヘリから降下した隊員をロープでピックアップする荒業です。


ちゃんと警戒しながら銃を四方にむけています。
これは毎年感心します。

2013 総合火力演習 02

前段演習が始まる前には音楽隊の生演奏が楽しめます。



厳粛でCOOL！音楽隊の隊員は大学の音楽科などを卒業しているプロ中のプロです。
その辺の交響楽団に負けないスキルの専門家集団です。
普通の隊員から選抜されたような素人集団ではありません。

曲は旧軍時代から使われているマーチなどもあります。
たぶん平和活動市民団体のおばさんが聞いたら卒倒します。

例年ですと、厳粛に淡々と演奏しているのですが、今年は趣向が違います。
会場を手拍子で煽ってノセてきます。

終いには日の丸の小旗を持ってバンザイ！！
指揮者（音楽隊隊長）もこの通り



「どうしたんだ？つらいことでもあったのか？いいぞ…。おもいっきり暴れて…。」
と心の中でつぶやく私…。

意表を突く演出に驚きましたが、弾けた音楽隊が見られて良かったです。

YouTubeでちょうどいい映像を見つけました。
リンクを貼っておきます。
YouTubeの映像を見る。

2013 総合火力演習 01

総合火力演習では、戦闘職種以外の自衛隊員も大勢います。
そんな自衛隊員の装備品なども楽しみのひとつです。


警備担当の自衛官の背負う無線機


広報担当の自衛官
腕章には富士学校のマーク入りです。