この連休に愛知県民の森のバンガローに泊まってきました。
公式ホームページに載っていない私目線の利用ガイドです。
【予約】
電話で簡単に予約可能です。応対も丁寧で解らない事があれば説明してくれます。
一年後の月末まで予約できるようです。(例:平成27年5月1日になれば平成28年の5月末まで可能)
利用案内を送付してくれるかと尋ねましたが、ホームページと同じ内容との事。
予約確認票みたいな物は郵送してくれません。(ちゃんと予約できたかちょっぴり不安)
【駐車場】
混雑する時は臨時の駐車場があります。キャパは十分です。特に駐車場渋滞はありません。
普通に入っていくと警備員さんが誘導してくれます。
遠い駐車場に誘導された場合は荷物をそのままにしてモリトピアの管理棟でチェックイン手続きをしましょう。
遠い駐車場にとめた場合は日帰り客が帰った夕方に近い駐車場に移動しましょう。
【チェックイン】
モリトピアの受付で名前を告げます。そして宿帳に記入となります。
電源コンセントアダプターや鉄板など借りたいものは聞かれますのでここで申し込みます。
宿泊料、貸出料を現金払いします。
ここで鍵とコンセントアダプターを受け取ります。
【搬入】
離れた駐車場からリアカー置き場近くまで車を移動して車を仮置きできます。
リアカーは20台ほど有りますのでチェックインタイム付近でも数台は空いています。
ただし、使い終わったら速やかにリアカーは返却しないと足りなくなると思いますので協力しましょう。
上手に積み込めばリアカーにすべての荷物が載せれます。
搬入路は一部未舗装(砂利道)の登りなので過積載だと重たくて大変です。
無理そうなら2往復する方が捗るかもしれません。
リアカーはバンガローのすぐ脇まで着けることができます。
【サイト受付】
サイト内の管理棟で受付をします。
キャンプカウンセラーのスタッフに受付でもらった紙を見せると、貸出品を出してくれます。
薪はここで必要数現金購入になります。
キャンプカウンセラーのスタッフさんから注意事項を聞きます。
キャンプカウンセラーさんは愛知県内の4年制大学生のボランティアです。元気でさわやかな青年達です。
【バンガロー】
ログキャビン風の一戸建て。施錠可能です。
畳部屋でAキャンプ場は8畳、Bキャンプ場は6畳です。
室内照明は電球一個です。利用者が任意にON/OFFできます。
コンセントアダプターを使えばAC100Vコンセント1口使用可能な状態になります。
複数の携帯電話などを充電したければ2口コンセントや3口コンセントを持参しましょう。
壁掛け式の扇風機が据え付けてあります。(5月は不要でしたし、ビニールが被せてありました。9月は使える状態でした。)
Aキャンプ場にはこたつ一式が有ります。Bには有りませんでした。(ふとんを使わず座卓として使用可能です。)
Aキャンプ場にはビジネスホテルに置いてあるようなタオル掛けとハンガーが数個有ります。Bにはありませんでした。
Aキャンプ場には床ホウキが1個有ります。Bには床ホウキ、土間ホウキが各1本有ります。
窓には全てカーテンが付いています。
荷物棚が畳床とは別に有ります。Aキャンプ場は押入れのフスマ無しの状態の造りです。Bキャンプ場は1畳分の板の間の荷物置き場があります。(床が広く使えます。)
Aキャンプ場の軒先は1m程度です。雨天時はこの1mでも助かります。Bの軒先はAより狭く作業には適しません。
【ロケーション】
Aキャンプ場には1棟、Bキャンプ場には12棟バンガローがあります。
・Aキャンプ場
砂利道に隣接した傾斜地です。
杉林の中にバンガロー、カマド、コンクリート製のテーブルとイスが配置されています。
トイレは砂利道を渡った所にあり近くて便利です。
Aキャンプ場のバンガローは傾斜地ですから平面はほぼありません。
杉林に建っていますのでタープなどは展開できないと思ってください。
・Bキャンプ場
Bキャンプ場のバンガローの方が平面が周囲に有るのでタープを展開しやすいと思います。
ウイング型よりも自立型がいいと思います。支線が広がるのは子どもが引っ掛かり危険です。
テーブルセットやバーベキュー台なども自由に配置できます。
【トイレ】
水洗の和式です。Bキャンプ場の男子には洋式が1基ありました。
キャンプ場内のトイレは古い建物ですが、掃除は行き届いていますのであまり不快ではありません。
トイレットペーパーは備え付けです。予備も2ロールほど置いてありますので安心です。
流しもしっかりしてますので歯磨きなども可能です。
夜間は照明が点きっぱなしですので安心して用が足せます。
モリトピアに行けばもっと綺麗なトイレが利用できます。
【カマド】
バンガロー至近の物が有りますので雨天でなければそれを使います。
耐火煉瓦製で1辺約60cmほどのコの字型です。
十数ミリ角の鉄の渡し棒が4乃至5本ほどありますので、その上に鉄板や網を載せたり、飯盒やコッヘルを下げたりできます。
高さはおおむね50センチほどなので薪を使用し飯盒を下げるのを基準に造られています。
炭火で鉄板だと距離が遠いです。(半切サイズのブロックが転がっていましたので2個拝借して火床を高くしました。)
その他、屋根付のカマド、大型の屋根付炊事場のカマドも利用可ですので雨天時はそちらを利用できます。
【テーブル】
バンガロー至近の物はコンクリート製でイスもコンクリート製です。
移動はできませんので子供の体格には不向きです。
ペンキに苔や水垢が着いていて見た目は悪いです。テーブルクロスで問題解決できそうです。
その他、コンクリート製の同じような仕様の物が点在していますし、大型屋根付炊事場には木製のテーブルとイスがあります。
バンガロー内にあるコタツを座卓として使用し室内で食べるのも良いかと思います。(Bには有りませんでした。)
【洗い場】
大型屋根付炊事場には大きなステンレスシンクの洗い場があります。
三角コーナが置いてありますが、三角コーナーと穴あき袋を持参すると洗い物がしやすいです。
天然洗剤とクレンザー推奨で、化学洗剤は控えた方が良いようです。
借りた飯盒や鉄板は返却時のチェックがありますのでタワシとクレンザーは持参しましょう。
金属タワシは飯盒や鉄板の塗料を痛めるので使用禁止です。
洗い場には幅広の踏み台が有ります。子供が使うと良い高さになります。(Aキャンプ場のみ)
照明も確保されていますので作業性は良いです。
蛇口は水のみでお湯は無いようです。
【客層】
オシャレ感はなくリーズナブルな施設ですので、これ見よがしのキャンパーや宴会キャンパーやチャラい若者やヤンキーは見かけません。
良識あるファミリーが主体のようで平和な感じです。
あとは、ここを起点にして山登りする人が行ったり来たりしています。
【消火・消灯時間】
消火時間は午後9時まで。消灯時間は午後10時までです。
トイレ照明は一晩中維持されています。
翌朝6時までは静粛時間です。
皆さん守られているようでドンチャン騒ぎなどは皆無でした。
【入浴】
モリトピア受付で言えば入れます。
時間は午前11時から午後3時です。
大人400円、子供200円です。
スリッパに履き替えて地下一階の浴場に行きます。
タオル、バスタオルは持参しましょう。
ボディーソープ、リンスインシャンプーは備え付けです。
ドライヤーも備え付けです。
貴重品ロッカーが脱衣所にあります。無料です。受付で言わなくても鍵を貸してくれます。
広さは必要十分です。10人ぐらい平気です。
正午近くだったからか利用者は我々以外1組だけでした。混まないと思います。
【自販機】
飲み物、アイスの自販機があります。価格は普通です。
山値段ではありませんので安心です。
*平成27年9月現在の個人的な感想です。細かい規則などは愛知県民の森に直接確認してください。
*少々、月日が経過しました。実際に行かれた方で情報に誤りがあればコメント欄でご指摘ください。