モールス音響通信

明治の初めから100年間、わが国の通信インフラであったモールス音響通信(有線・無線)の記録

大分電報甚句(その2)

2016年03月21日 | 寄稿
◆寄稿 作詞・大分電報同窓会会員

ア~  ドスコイ ドスコイ

揃うた 揃いました 懐かしい顔が 
ア~ ドスコイ ドスコイ
稲のゃ 出穂より なお良く揃うた 
ア~ ドスコイ ドスコイ
大分電報時代を甚句によめばヨ~
ア~ ドスコイ ドスコイ

ア~ 大正、昭和に平成と
時は移りて 人 変わり   ホイ
遠い昔が 懐かしい  
電報文化を ひもとけば   ホイ
文明開花の 象徴と
言われて あれから 百余年
世界が揺れた あの頃は   ホイ
電報通信 華やかで
休む間もない 忙しさ    ホイ
競技で全国 制覇した
森崎・長井に 松尾さん
杵鑽、奏でる リズミカル  ホイ
印字紙、翻訳 神業か
福岡線など けんか腰    ホイ
ヘボかわれやら ブルの音
KP鑽孔 おどる指
機械の速さも へっちゃらと ホイ
今は昔の 職人芸

配達・保守と 支え合い   ホイ
心の通った 良き職場
本当にあの頃 よかったな
それに比べて この頃は   ホイ
衛星通信や パソコンと
時の流れに 逆らえず    ホイ
離合集散  NTT
つらい時代と なりました

電報人情 人の和で     ホイ
いつまでも続け この会が
参加の皆様 よいお歳    ホイ
すでに亡き方々を 偲びつつ
紅葉色添え この佳き日
幹事のこ苦労 感謝して   ホイ
楽しみましょう 今日の日を
いついつ迄も ヨ~


◆紹介者よりひと言

この歌も前回の大分電報甚句(その1)と同様、大分電報同窓会の冒頭に必ず定番として歌われた甚句で、作詞、歌い手も同じ方です。作詞時期は平成14年です。(平成28年3月21日記 中川啓輔)


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