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夕方の名古屋城と周辺の官庁街を歩くと、カラスの多さに驚きます。
無数のカラスが木の上や建物の屋根に止まり、いっせいに飛び立って旋回すると
ヒッチコックの映画「鳥」を思い出します。
広い歩道の大きな並木の下はカラスの落し物がいっぱい。
何とかならないのかしら・・・
名古屋城は木造で御殿が再建中、天守閣も木造で再建が計画されています。
が、カラスに乗っ取られたお城では美しくない。
先日、街の中心にあるバスセンターの広場で鷹匠さんに出会いました。
腕に鷹を止まらせて皆さんのカメラに答えていらしたので私も1枚。
ニュースで見たことが有る「鷹による害鳥追い払い作戦」だそうです。
カラスより少し大きいかなと思うくらいの鷹、しかし眼と嘴と爪の鋭さは猛禽類。
「どのくらいで来なくなりますか?」と誰かが聞くと
「飛ばせばすぐいなくなるけど戻って来なくなるには、かなりかかるね。特にハトは
巣に戻る性質が強いから」と。なるほど、巣に帰るから伝書鳩にもなる訳だしと納得。
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ネットで見ると鷹匠さんの害鳥退治が営業として出ていたのでびっくりでした。
薬剤とか銃ではなく威嚇して追い払う・・・どこへ、という問題はあってもひとまず
平和に解決できそうな気がします。
名古屋城で「鷹匠」が鷹を飛ばして観光客に見せる。おもてなし武将隊と一緒にすれば、これは似合う
のではないかしら。
市の職員として常駐していただければなどと思ったことでした。