折々スケッチ

小さなスケッチブックやハガキに水彩と鉛筆ペン等で描いた絵を中心に、感じたこと等日記代わりに添えています。

3・ミステリーツアーに参加して

2018年09月11日 | スケッチ旅
「山霧」

1泊2日のバスのミステリーツアー。
ほとんどの方が何度も参加されていて行動は慣れたもの。
1人参加の方達(10名)はそれぞれ干渉し過ぎない距離で心地よい関係です。


「実り」 



2日目になって、これも1人参加のオシャレなグレーヘアーの女性がそれとなく私の年齢を
知りたそうに話しかけてきます。ほぼ白髪のショートの私は幾つに見られているのだろう?
隠すこともないので「17年生まれよ」というと「え~…」と。ほんとはなんて思ってた?
決まり文句は「もっとお若いと思ってました~」ですよね。
彼女は「18年生まれ」と。ふ~ん…「モット オワカイト オモッテタ…」と言いましたよ。
黙って座っていてもそれぞれが「あの人はいくつかしら?」とか「お連れ合いは?」とか
考えてるんですね。

参加者の中に髪を染めない方が5,6人いらして、やっぱり老けて見える。
実際お年は上の方達かも知れないけれど私も老けて見えているかなぁ。
「若く見えると言われるより ステキと言われたい」という本も読んで共感したけれど
白髪9か月目の私はまだ人の頭が気になってます。

ショートの髪は旅行中に洗髪してもざっとドヤイヤーで乾かして手でひと撫ですれば終り。
まるで水に濡れたワンちゃんがブルブルッと揺すって水を跳ね飛ばすのに似ています。


よく歩く 
 名前は?


1人参加の男性の何人かは車中でも朝からビール、昼も夜も飲んで楽しそうです。
バスにトイレが付いているので心配もないのでしょう。
シニアのオバサン2人組は大きな声で良くしゃべる。帰りに少し静かな時があっただけで
とにかくしゃべる。ご本人たちは楽しかっただろうなと思います。
シニアのご夫婦で奥さんが立ち止まって他の方と話していると「おい 行くぞっ」怖い顔。
いつも自分の方を見ていて欲しい。昔の夫と同じだなとちょっと笑ってしまいました。

1人で参加して少し寂しいと思うのは大きなテーブルで1人で食べるバイキング。
こんなにと思うほど空のお皿を積み上げて、いろいろな方を観察して、多分私もされて、
それもみんな含めて楽しい旅でした。

 「バスから諏訪湖が見える」

今日の絵は写真からハガキサイズに描きました。

1泊2日ツアー 終

2・ミステリーツアー 2日目

2018年09月10日 | スケッチ旅
  雲海の中の山並み 0号



目覚めると4時過ぎ、カーテンを開けて眼を凝らすと外は雨模様。
5時を過ぎれば明るくなって状況も変わるかもしれないと思い、着替えて荷物の整理をする。
日の出から7時の食事までに時間はある。テレビを見ると各地で大雨のニュース。
ここら辺りも雨の予報は変わっていない。雨と霧の風景でも描こうと5時過ぎに外に出てみると
東の空は明るい。
見晴らしの良さそうな場所に陣取ってスケッチブックも用意して日の出を待ちました。

厚い雲の隙間からオレンジ色の光が見え始めて急激に明るさを増し、まぶしい太陽がちょっと
のぞきまた雲に隠れると今度はピンクとうす紫とまじりあった明るい世界に。
地上はまだ暗く上空は厚くて暗い雲、ほんのわずかな隙間に雲海の間からのぞく山々と流れる
雲の色彩にスケッチなどとても追い付かない。
5時半までの10分間はただうっとり眺めるだけ。
この風景を見られただけでこのツアーに大満足。



  


明るくなって雲海に浮かぶ山をスケッチ。それが上の絵。
自然の美しさを描くには私の力は足りなさ過ぎと思いながら・・・でも描きたい・・・

 ホテルの教会 0号


ツアー2日目は
 ・唐沢の滝(群馬県) 大雨の中では滝も渓谷の流れもココア色。
  滑って転びそうで滝つぼまで行かず遠くから見ただけ。
 
 ・北国街道 柳町(信州上田市)
  市民ボランティアさんが六文銭の陣羽織姿で道案内。
  ちょっとだけ街道の雰囲気が残る道。焼き鳥1本、ジェラード1個付きの散策でした。
  街角に腰を下ろして添乗員さんとおじゃべりしながら10分スケッチ。

 街道のお店 焼き鳥屋さん 0号

 ・きのこの昼食・・・朝もおやつも食べてまた食べる。
 ・巣栗渓谷(長野県)美ヶ原の裏側、武石川の源流近くの渓谷。
  豊富な水量と見事な岩がまるで日本画のようなと形容されるのも頷ける渓谷でした。
  

  巣栗渓谷


あまり知られていない場所へ行くこともミステリーツアーの特長だとか。
確かに穴場巡りのようでした。
バスは2日間で600キロを超えて長野県から群馬県までのドライブでした。
ベテランらしい運転手さんと22歳の可愛い添乗員さん。
この春新入社員となった添乗員さんは???と思うことも度々でしたが、一生懸命さが
伝わってきてニッコリされると許せてしまいます。それだけ私が歳を取ったのかも。
心の中で「経験を積んでいい添乗員さんになってね」と思いました。

あと一日番外編が続きます。

   

1・ミステリーツアー(1泊2日)へ

2018年09月09日 | スケッチ旅
F0スケッチブック

クラブツーリズムのミステリーツアーにまた参加しました(2回目)
今年に入って雨女は返上したはずの私、なのに予報は連日の雨マーク。

当日は朝から小雨、バスは1名欠員だけの満席。全員が雨男、雨女!!!
ミステリーツアーは到着まで行き先が分からない。それでも皆さんが出かけるのは
普通のコースよりお得な感じがあるからです。
参加者はほとんどがご夫婦か友人同士、1人参加は10人(男性6名、女性4名)。

今回のうたい文句は「満天の星を望む高原リゾート」
ツアーなので覚悟を決めてすっかりおまかせするより仕方がありません。
雨が降ろうと車窓には実った稲の黄色と蕎麦の花の白、谷をのぼり山にかかる雲は
ため息が出るほど美しい。私だけここで降ろしてほしいなと思ったほどです。

1日目に行ったところ
・松本市牛伏川フランス式階段工

   石張りの砂防施設で国の重要文化財

  坂道を傘をさしてかなりテクテク登ってたどりつきました。
  事前の勉強なしなので行って見て「ふ~~ん」でした。
  道端のツリフネソウやその仲間が雨に濡れてきれいでした。
  道端に落ちているヤマボウシの実、細長いマツカサ?を拾ってきてホテルでスケッチ。
  でも、ホテルの灯りは絵を描くには明るさも色合いも不足ですね。
  

  

・味噌蔵へ
  白いはずの信州味噌が3年寝かせると色は愛知県の八丁味噌と同じような色になるのを
  初めて知りました。試食のお味噌汁にニコニコ。
・立ち寄りの湯へ
  宿泊ホテルは温泉なのに到着前に立ち寄りの湯へ、聞けないけどなぜかなぁ?
  多くの方は入浴されたので良かったのかも。
  私は温泉には入らずに傘さしながらちょっとスケッチ。
  それが上の絵です。
  高台にあってずっと向こうを千曲川が流れているようでした。
  雲が流れては山の色が変わり光が変わり、私の手には負えない風景でした。


雨の中、霧の中をドンドン走って標高1500m嬬恋のホテルへ。
ここは場所もホテルもスキーが盛んだったころには良かったのだろうなというところ。
わずかに浅間山の裾が見えました。
夕食は飲み物もすべてバイキングですが、ビールさえグラスに半分も飲めない私・・・これは残念。
他の方はワインや日本酒のグラスを並べて楽しそう。私は食べるばかっりでした。


 「ひろった実」

窓を打つ雨粒を見ながら「満天の星空を望むツアー」だったなぁ~
ともかく大好きな長野県、群馬県に来られたしお腹はいっぱい。
大きなベッドで早々と寝ることが出来ました。

続きは明日また。

台風の落し物

2018年09月05日 | 



強い風の台風21号が去って一夜明けると家の周りは落ち葉がいっぱいです。
我が家のハナミズキの古い葉はちぎれて飛んでスカスカになってしまいました。
先ず道路やお隣の駐車場を掃除して裏庭をのぞくとお隣の杉の木の葉や小枝がいっぱい。
枯れた葉を集めて袋に入れているとまだ青い実のクロガネモチの小枝も、それほど風が
強かったのです。
雨どいに引っかかっている枝をほうきで落としてみるとドングリの枝でした。

台風が落としていった小枝をスケッチしてみました。

暴風が吹き荒れている間に家の前を飛び跳ねていたたくさんの空き缶やペットボトルは
お向かいのマンション駐車場に吹き寄せられていて…これは私の担当場所じゃないわね。

もう 強い台風が来ないことを祈ります。




たぶん明日から今週中はお休みしま~す。

台風21号

2018年09月04日 | 日記

「夏名の名残」

強い台風21号、お見舞い申し上げます。
被害が広がらないよう願っています。

名古屋は午後から風雨が強くなり夕方には峠を越えた感じです。
何日も前から分かっていてもどうすることも出来ず心配ばかりしていました。
朝から雨戸を閉めたままにして飛びそうなものはまとめて重しをのせて・・・縛って。
過ぎてみれば心配したほどには被害はなく植木鉢がいくつかひっくり返って、花壇の花が
倒れたくらいでした。自転車も倒れずにいましたし・・・
倒れた花は風が収まってきた6時過ぎ、もうくねりながら上を向こうとしていました。
ほんとに逞しいです。

それでも午後からはゴーっという風の音、ガシャーンと何かがぶつかる音が聞こえハラハラ
しながらテレビで台風の進路を見続けていました。
あまりの音にそっと玄関を開けると近くの自販機の空き缶入れが飛んで、中身がカランカラン
音たてて飛び散っていました。遠くでガーンと音がすると何だろうとちょっと不安。

私が高校生だった昭和34年の伊勢湾台風が頭から離れないので台風はとても怖いのです。
高潮被害が大きく死者行方不明5千人を超す台風でした。
幸い我が家は水に漬かることはなかったのですが、名古屋の瞬間最大風速は45m(実際には
針が降り切れて計れなかったとか)の風は怖かった。
停電で蝋燭の灯りに集まっていると屋根の上でカラカラ カラカラと音がするのです。
後から聞いた話しではどこかの家の瓦が木の葉のように舞っていた音だったと。
朝になって外に出ると木製の雨戸に割れたガラスや瓦の欠片が幾つも突き刺さっていました。
もし外に出ていたら、雨戸や窓に張った板が飛んでいたら、ぞっとした記憶が離れません。

まだ9月の初めです。これからまだまだ台風は来るでしょう。
今年も来年も・・・もう、ほんとに嫌ですね。



孫と夏休み

2018年09月03日 | 孫ちゃん
 「ピアノ発表会」栞にしてみました



今年は9月3日に二学期が始まりいきなり4日は台風。
ひどくならなければいいのですが・・・


7歳になった孫ちゃんが夏休みの間に1人で何日か泊まりに来ました。
送ってきたお母さんが帰る時も「バイバイ」とあっさりしたものです。

夕食の手伝いがしたくて待っているので、してもらうことを考えなければ。
危なくなくて出来ること・・・タマネギの皮むき、野菜を洗う。
切るのは私の方が怖いので少しだけにして、魚の切り身に粉を付けたり
お気に入りのピーマンの肉詰めにソースで絵を描いたり・・・


 「日焼けして」


後片付けもお皿を拭く布巾を持って待ち構えています。
この間まで泣いていた子が大きくなったものです。

大急ぎで片づけを終えたい目的は、おばあちゃんと遊ぶこと。
病院ごっこ、お姫様ごっこ、キャンプごっこ、ここまではいいのですが困るのは
ダンス教室ごっこ・・・
「おばあちゃんは生徒ね、見本を見せるからその通りに踊ってね」
それは無理というものです。痛い膝をかばいながらどっこいしょと立ち上がっても
盆踊りだって難しいのに、テンポの速い今風のダンスなんてリズムの取りようもない。
「じゃあ おばあちゃんが審査員になって。コンクールにしよう」
私は椅子に座って縫いぐるみや孫ちゃんのダンスの審査員。これは賛成!

こんなふうに遊んでくれるのはあと何年かなと思います。


お盆の送り火をたいてお寺に精霊送りにいったり、ピアノの発表会、ダンスの発表会
と行事の多い夏休みでした。

猛暑の花壇は・・・

2018年09月02日 | 野菜


夏の前にお店で残っていた弱々しい花の苗を買いました。
小さな花壇に植えて迎えた猛暑の夏。
マリーゴールドとメランポジューム、センニチコウは押し合いへし合いしながら元気に
花を咲かせています。
インパチェンスだけはいつの間にかジニアの陰で消えてしまいましたが、ラベンダーも
ぼつぼつ薄紫の花。
朝夕の水とたまの薄い液肥だけで、強烈な陽射しにも耐えていました。

1本だけ植木鉢に植えたニガウリは日当たりが悪いのに8月下旬からは沢山の実。
秋が近づき大急ぎで子孫を残そうと頑張っているようです。
小振りの実が我が家にはちょうどよくて毎日1個、しばらく食べられそうです。

今日は日差しは強くても涼しい風、と思っていたらお昼過ぎから突然激しい雨に。
照っても降ってもこのところ激し過ぎる天気です。
そして来週は強い台風21号、心配・・・。

    



暑かった8月・・・

2018年09月01日 | 果物
 「安芸クイーン」



今日から9月、久しぶりに雨の朝。
一日中つけっぱなしだったエアコンも一休みです。

ただただ暑かったこの夏、生きているだけでやっとと思える猛暑、酷暑、炎暑の日々。
特に用のない日は家に閉じこもって過ごし、早朝か夜に買い物や散歩に出かけていました。

この暑さの中でも高校球児たちの熱戦、応援の方達の熱意、涼しい部屋でテレビを見ながら
すごいなぁと感心するばかりの私。
8月26日に用があって街に出ると気温36度を超す炎天下「にっぽんど真ん中祭り」の真っ最中。
目抜き通りを数十人から100人あまりのグループごとに趣向を凝らした衣装と振りで踊るのです。
大きな旗を振る人、掛け声をかける人、踊る人たちのはじける笑顔、この時ばかりは私も
暑さなんて忘れて大音響のリズムに揺さぶられて人垣の隙間から見とれてしまいました。
暑いというのも気持ちの問題も大きいようです。


    


7月の終わりに左膝を痛めて長く歩くことや、自転車も乗れずに8月半ばまで不便な暮らし
でしたが今はゆっくり散歩と自転車も乗れるようになり、買い物や重い本を持っての図書館へも
楽になりました。
そんなことでスケッチへのお出かけも全く無し! 
1日中エアコンの中で本を読んでちょっとは絵を描いて、ゴロゴロ過ごした夏でした。


さて、私のブログも新学期と思うのですが、長くお休みして読者専門になってしまうとなぜか
記事を書く材料が見つからないのです。
私の心のアンテナが錆びついてしまったようです。
アンテナを建て直して再出発。
また休み休みになりそうですが、どうぞよろしくお願いいたします。

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