折々スケッチ

小さなスケッチブックやハガキに水彩と鉛筆ペン等で描いた絵を中心に、感じたこと等日記代わりに添えています。

台風21号

2018年09月04日 | 日記

「夏名の名残」

強い台風21号、お見舞い申し上げます。
被害が広がらないよう願っています。

名古屋は午後から風雨が強くなり夕方には峠を越えた感じです。
何日も前から分かっていてもどうすることも出来ず心配ばかりしていました。
朝から雨戸を閉めたままにして飛びそうなものはまとめて重しをのせて・・・縛って。
過ぎてみれば心配したほどには被害はなく植木鉢がいくつかひっくり返って、花壇の花が
倒れたくらいでした。自転車も倒れずにいましたし・・・
倒れた花は風が収まってきた6時過ぎ、もうくねりながら上を向こうとしていました。
ほんとに逞しいです。

それでも午後からはゴーっという風の音、ガシャーンと何かがぶつかる音が聞こえハラハラ
しながらテレビで台風の進路を見続けていました。
あまりの音にそっと玄関を開けると近くの自販機の空き缶入れが飛んで、中身がカランカラン
音たてて飛び散っていました。遠くでガーンと音がすると何だろうとちょっと不安。

私が高校生だった昭和34年の伊勢湾台風が頭から離れないので台風はとても怖いのです。
高潮被害が大きく死者行方不明5千人を超す台風でした。
幸い我が家は水に漬かることはなかったのですが、名古屋の瞬間最大風速は45m(実際には
針が降り切れて計れなかったとか)の風は怖かった。
停電で蝋燭の灯りに集まっていると屋根の上でカラカラ カラカラと音がするのです。
後から聞いた話しではどこかの家の瓦が木の葉のように舞っていた音だったと。
朝になって外に出ると木製の雨戸に割れたガラスや瓦の欠片が幾つも突き刺さっていました。
もし外に出ていたら、雨戸や窓に張った板が飛んでいたら、ぞっとした記憶が離れません。

まだ9月の初めです。これからまだまだ台風は来るでしょう。
今年も来年も・・・もう、ほんとに嫌ですね。



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