【じごく耳】基本的人権は~現在及び将来の国民に対し侵すことのできない永久の権利として信託されたものである

国権の発動たる戦争と武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

“減思力(げんしりょく)”を防ぎ,判断力・批判力を育はぐくむために~【本当の】放射線副読本

2012年04月26日 | ☆ツブヤキ・つぶやき☆

 昨年出された、学校で使用される放射線教育用の文科省推奨「放射線に関する副読本」が、あまりにも原推進機関のデー

タだけに基づく偏向的な内容で多くの批判を浴びながらも、文科省は、その方針を変えようとしない。学校教育の中で、一方

的・偏向的な知識だけの書いてある教本を使用する事が、真実を学ぶべき教育と如何に矛盾する事か、教える立場の方々の

良心に訴えたい。

 以下は、文科省の偏向的な放射線に関する副読本とは対極にあるような、“真実”が語られている本の内容です。

☆『放射線と被ばくの問題を考えるための副読本~減思力(げんしりょく)を防ぎ、判断力・批判力を育むたに~』より

 *特に重要な点に付いて*

【人工放射線は身近にはありません】

 自然の放射線は身近にありますが,人工の放射性物質による放射線は身近にはありません。身近ではない人工放射線によ

る無用な被ばくを防ぐために,追加の被ばく線量(医療除く)限度や放射線管理区域が設定されています。

【無用な放射線は浴びないに越したことはありません】

 放射線は細胞のDNAなどに影響を及ぼすことから,無用な放射線はできるだけ浴びないようにすることが大切です。特に,

細胞分裂が盛んな子どもや妊婦の方は,注意が必要です。

【低線量被ばくの影響は解明されていません】

 年間の被ばく線量100mSv程度以下の,いわゆる「低線量被ばく」による健康影響については,未だ解明されていません。影

響が解明されていない以上,「正しい怖がり方」というものは論理的に成立しません。

【リスクの公平性について考えましょう】

 放射線の被ばくによる健康リスクを考える際には,便益(ベネフィット)や負担の公平性についても考慮されなければなりませ

ん。放射能に汚染された地域での無用な被ばくには,便益は伴っておらず,負担にも不公平性があります。

【情報を鵜呑みにしない判断力や批判力を育むことが大切です】

 いわゆる「原子力の安全神話」は,原発推進側に偏った教育・広報によってつくられてきました。二度と同じ過ちを繰り返さな

いためにも,教育や広報における公平性を追求するとともに,一人ひとりが判断力や批判力を育むことが大切です。

*放射線と被ばくの問題を考えるための副読本全文

 http://tamaky.com/kibou/wp-content/uploads/2012/04/5c6a0681fe85d8079d414bed11fdc0d9.pdf 


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