国民の税金で確保した国民の財産である『国有地』をタダ同然に安倍首相と明恵さんが懇意(学園の理念に明恵さんは感涙した
様子は動画でも決裁文書でも確認できます)の森友学園に売り飛ばして「良かった!」と思うのは誰でしょうか。
自明です。学園とこの学園設立を心待ちにしていた族です。
この不当極まる土地取引事件の「動機」がここにあります。財務省の職員が、史上稀に見る犯罪になり得る行為(後に発覚した時のリ
スクは、立ち上がれない程人生そのものを変えます)をした理由は一つ。それをしなけらばならない「強大な圧力」があったからだと推
測するのが妥当です。(安倍シンパの弁護士が「感情論」だとかテレビでコメントしていましたが、これは、感情論ではなく常識です。)
本当の決裁文書にあった取引の経緯を読むと、安倍明恵さんが登場する度に それまで長い期間停滞していた取引は、「神風が吹
いた」ようにトントン拍子に「前に進んで」いったのです。本当の文書に記載されていた「いい土地ですから前に進めてください」という
明恵さんの言葉と見事に合致します。
昨日の参院予算委員会集中審議で、安倍首相は、この文言の事を「妻に確認した。『そんなことは言っていない』ということだった」と
説明しましたが、『関与』していた証拠の文言を「言いました。」と言う身内は皆無でしょうよ。
公文書の一字一句に細心の注意を払っている職員が、ありもしないことを作文して記載する事なんてとても考え難いのです。
警察に犯行の証拠写真を見せられても「これは私ではない」と言っている犯人の様子が頭に浮かびました。
財務省の最高責任者である麻生大臣は、当然取るべき責任を回避して辞任する事もなく、国会を混乱させた最高責任者の首相は、
平然と「私と妻は関係ない」と言い張っています。幼児の言訳を聞いているような錯覚に陥ります。
これが我が国の中枢にいる人達かと思うと悪寒とともに恐怖すら覚えます。何か重大な不都合が生じると、己の監督責任者としての
責任を放棄、全部部下のせいで済ませようとしている様は、醜悪で異常事態です。
この事件の主犯が誰かという事は、余程お馬鹿な国民でない限り推測できています。文書を上書きした財務省の職員でも佐川氏で
もない事ぐらい分かりますよ。
国交省の大臣は、3月5日官邸には口頭で、財務省には原本のコピーを送ったという発表をしました。
この時、官邸は、そのコピーを手に入れずに財務省だけに調査を任せ、その調査結果が出たのは9日で8日に国会に提出した文書
がやむなく改ざんした文書になり、財務省の最高責任者の麻生大臣が知ったのは11日ですって?
子供騙しのような言訳は、とても無理があり信じ難いものです。
1000歩譲って、これが本当だとしても麻生大臣や安倍首相の監督責任は免れません。「無責任・職務怠慢・国民軽視」だという証明
です。どのみち、彼らは責任を取らなければなりません。
原本を我らに公表したのは、近畿財務局の職員が亡くなられた事で、諸々の改ざんが発覚するのは必至だと考え、その後にその責
任をすべて佐川氏と財務省の職員に・・・というストーリーが出来上った・・・としか思えませんね。
☆安倍シンパの弁護士がこの文書の書き換えは虚偽公文書作成罪にならないと素人相手に宣っていますが、土地取引の経緯を削
除した内容は重要なのに 更に決裁後の行政文書の書換え等言語同断で民主国家の危機とも云える大問題なのに 罪にならない
からそんなに悪くないといったニュアンスが伝わってきます。
それならば、安倍明恵さんの(本人は言っていないとの事ですよ)文言はどうなのでしょうか?虚偽記載になるのでは?言っていない
事を記載する事によって、その方の名誉を棄損するものであれば問題のある箇所になると考えますが。(新しい法律を作らなければ
ね)安倍明恵さんは、言っていない言葉が記載されている事の反論を国会でしてください。
首相夫人であり、この問題に最初から登場している方なのですから。
この問題の本質は、文書を改ざんした行為そのものより、そうせざるを得ないようにした背後のワルの存在にあるのです。
野党の議員さん、大阪地検特捜部の方、民主主義の根幹に関わる事件ですから、是非「主犯のワル」を特定してください。