常陸大宮里山日記

茨城県の北西。久慈川と那珂川に囲まれた、常陸大宮市のなんだか暖かい里山の暮らし。

杉の話

2010-11-28 17:47:23 | 山の話
あんまり空と杉林がきれいだったので、市役所の美和総合支所の駐車場からパチリ。

最近は人気のない杉や桧ですが、私は大好き。
一年中変化がなくてつまらないとも言われるけど、
春は枝先に瑞々しい新葉が見られるし、
秋から冬には、木全体がかすかに黄味や赤味を帯びて四季を感じさせる。
まっすぐ立ってる樹形もかっこいいし、縄文のころから日本人の生活を支えてきた親しみがある。
でも、今年は正直、ちょっといや~なかんじ。杉の枝先に、たくさんついてるんだよね、花芽が。
こんなについてるのって、あんまり見たことがない・・・はじめてかも・・・・。


美和地域の林道にこんな看板のある植栽地がありました。
小さな杉の苗が丁寧に等間隔で植えられている。
もう杉は植えなくていいよーって気持ちもあるけど、山には適地適木といって、
杉が向いているところには杉を植えるべきなんだそう。
森の成長には時間がかかる。効果が見えてくるのは気の遠くなる未来。
でも、その未来を見据えて、山の人たちが踏み出した一歩。
コメント
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