ひつじが一匹ひとりごと

自然的生活楽術
ナチュラルでハッピーな食いしん坊生活 

3年

2014-03-11 13:33:13 | 日々の事

かじがや支援センターでベビーマッサージを教えている時に大きな大きな揺れがきてから3年経ちます。

あの日、パニック状態でベビーを抱き、ウロウロと立ち歩き、叫ぶ母を見ました。

私の指示や言葉は、パニック状態の母達になかなか届きませんでした。

電気以外でお米の炊き方を知らないというので、ご飯3合の炊き方を教え、お水を買って帰るように話し、同じ方向の人は一緒にと参加者を避難させ1階に降りました。

余震の中、まだ多くの母親が支援センターの庭で子ども達を遊ばせ続けていました。

庭と建物のあいだにできた大きな隙間を、「先生、こんなに大きな隙間があいちゃいましたよ」と、卒業した生徒さんが笑顔で教えてくれました。

買い物に不自由する日々を予想する人は少なく、放射能や食の安全性など、誰もまだ気づいていませんでした。

3年間、私は何ができたのでしょう。

母と子の絆を深めるために、触れ合うこと、お互いのぬくもりを感じ合うことを伝え続けてきました。

どれだけの方が命の尊さを感じてくれたでしょうか。

お友達の一人は永遠に連絡が取れないと分かりました。

尊い命に心から祈りを捧げたいと思います。

来月、こひつじちゃんと福島を訪れる予定です。

コメント
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