週末に読んだもう一冊。
杉山先生の「発達障害への少量処方」が掲載されています。
腹巻先生の「ASD児の超早期療育」も。
病院の待ち時間にモニプラさんのイベント参加で送られてきた本を読みました。
べビーマッサージでお会いするママの年齢は30代がその多くを占め、40代のママさんは珍しくなくなりました。
40代半ばで初めてのベビーを連れたママが、グループレッスンで同い歳のママとお友達になる事もあります。
それほど、高齢出産が増えているという実感が私にはあります。
不妊治療を経験した30代後半から40代のママさんが、治療すればもっとすぐ妊娠できると思っていたとお答えです。
不妊治療経験のない30代後半のママさんは、「二人目は上の子を幼稚園に入れてひとりの時間をもってから」などと笑顔でおしゃいます。
たくさんの母となった方との会話を通して、女性自身が女性の体のことを理解していなのだなあと危機感を覚えた2年前、「妊娠適齢期」のタイトルで1本書きました。
この本には、「妊娠や出産は努力でなんとかなるものでない」ということがはっきりと書かれています。
努力で乗り越えることができない
卵子の老化年齢
不妊治療の第一人者であるお医者様の言葉が綴られています。
高齢でお子さんを授かることができるのは、オリンピックに出るくらいの希な経験だそうです。
今年「これが最後と思ってやっと子どもが出来た」とお話くださる40代半ばのママ3名にお会いしましたが、メダリストにお会いしたようなものですね。
38歳で妊娠力はぐっと下がるそうです。
ひつじは20代の出産は分娩台で笑顔も出ましたが30代前半では本当に命懸けで、年齢が上がればお産のリスクが高くなるという経験をしています。
女性の社会進出が増え、日本は長寿国となりました。
でもね、寿命が延びても妊娠適齢期は変わらないそうです。
大奥で30歳を過ぎると「おしとね上がり」と呼ばれ、将軍のお相手をすることがなくなった江戸時代と同じだそうです。
子育ては長い道のりですが、40代で出産したママは20代30代のママに比べて病気が多いです。
体の衰えを感じる年齢に子育てをはじめる事は、本当に大変そうです。
14歳のこひつじちゃんにも読ませたいと思う一冊でした。
多くの教師、子を持つ親に読んで欲しいです。
モニプラさん、いつもステキな機会をいただきありがとうございます。