わたしが嗅覚を失ってからとり戻すまでの物語
この本には、美味しい料理に使うハーブや脳神経についてたくさん記述があります。
どちらもアロマテラピーでよくお勉強する内容で、ひつじが興味を持っている分野です。
香りも脳も不思議がいっぱいで、まだ解明されていない部分がたくさんです。
主人公が嗅覚を失って、一番最初に香りを感じたのが本の上に乗せたローズマリーです。
「認知症に効果がある」とＴＶ番組でお医者様がおっしゃった後、精油は４日で国内の店頭から消えてしまいました。
ローズマリー・カンファー精油を紹介したお医者様は、アロマテラピーをあまり深くはお勉強していらっしゃらなかったように思います。
この精油の禁忌をよく知っていたアロマセラピスト達のおかげで、ローズマリー・シネオールが先に完売になりました。
翻訳者は何度もこのブログに登場しているニキ リンコさん。
先日お会いしたアロマテラピー協会の重鎮に本をご紹介したところ、メモを取っておられました。
ニキさんのすばらしい翻訳のおかげで、楽しい夜ふかしが続いています。
