こんにちは。
さて、時々通る道に美しい建物があり、調べてみたら長浜ホールという所で野口英世の研究に関わる資料展示があり、隣には旧細菌検査室が保存されているという事。
薬瓶に狂犬病ワクチンの文字。
昨日も職場へ行ったひつじです。
当主も祝日出勤ですから、我が家に三連休感はありません。
近所の公園に人が全くいなくて驚きましたが、観光地は賑わっているとか。
人流抑制と感染の関係に、多くの国民が気づいたという事なのでしょう。
さて、時々通る道に美しい建物があり、調べてみたら長浜ホールという所で野口英世の研究に関わる資料展示があり、隣には旧細菌検査室が保存されているという事。
金沢区長浜へ行って参りました。
小さい頃に偉人伝シリーズで読んだ野口英世先生。
等身大パネルではかなり小柄な人物でしたが、やはり研究成果は偉大です。
北里柴三郎の伝染病研究所助手だった野口英世(当時22歳)は、明治32年5月に海港検疫医官補として勤務をはじめます。
翌6月、横浜港に入港しようとしていた「亜米利加丸」の乗員から、ペスト患者を発見、隔離という成果をあげました。
こちらの建物が旧細菌検査室。もともとは海の近くだったそうですが、今は小さな川が流れていました。
そして、9月までのわずか5ヶ月の功績により、北里柴三郎からの推薦をうけて、当時ペストが流行していた清国へ国際予防委員会の一員として派遣されることとなったそうです。
青い小箱にペニシリンの文字。
薬瓶に狂犬病ワクチンの文字。
こちらはワクチンパスポートならぬ種痘済み証明書。
当時の赤レンガがオブジェとしてあるお庭は青々。
野口英世先生が生きていたら、このコロナ禍にどう立ち向かっていたのでしょう。
長浜ホールでコーラスの歌声が響いてきましたが、他に来館者はありませんでした。
美しい緑の草、松葉、おひさま、微かな潮風を全身で感じながらのソロ散歩でした。