昨日、株式会社Kaien 代表取締役 鈴木慶太氏の講演会に行ってきました。
当事者家族でもある鈴木氏は横浜に事業所を立ち上げ、大人の就労支援、放課後デイ、学生向けプログラムで、新宿、秋葉原へと事業展開しています。
デンマークでデバックを請け負う会社に影響を受けて企業したそうです。
ひつじもテレビで見て知っていますが、障害特性を生かした会社です。
鈴木氏は専門家ではないので専門知識はないとおっしゃっていましたが、専門用語をほとんど使わないので専門家よりわかりやすい!
時々脱線しますが、聞きやすい速度でお話されます。
障害者扱いして欲しくない親
障害者扱いして欲しい本人(またはその逆)
など、ズレが出た時に仕事に結びつけるのが大変だそうです。
親は世間体とか気にして、自分の子育てのせいでないと思いたかったり、本人は苦しいし・・・これって学齢期でもよくあるミスマッチですよね。
本人の理解がないまま分教室に進学して不登校になるケースは、障害者扱いして欲しい親とそうでない子ども。
これでも審査は通っているのだから、会の審査基準は・・・。(ここまで!)
二次障害が強い場合は、通うことができる状態に生活リズムを整えてから就労サポート開始となります。
二次障害に移行させないって大事。
障害だから仕方ないと諦めて「ありのまま系」でいると、いくら非凡な才能を持ち合わせていても自立できないということです。
今後、在職者支援、週末など一時避難的利用も力を入れるそうです。
鈴木慶太さん、ありがとうございます。