青森県弘前市にある「弘前水産市場」では、魚食文化の普及と食育をテーマに、隔月でお料理教室を開催しています。
5月26日(土)、東北女子大学において、第42回おさかな食育クッキングを開催しました。
旬の食材「ウニ」、「もうかサメ」、「小えび」を使った料理に挑戦!
初夏に旬を迎える食材ばかり!特に「もうかサメ」は青森県で良く食べられる郷土の食材です!
メニューは「ウニのパスタ ペペロン風」「もうかさめの甘酢あんかけソース」「小エビと春キャベツのスープ」です。
ちなみに「サメ」は青森県ではとてもポピュラーな食材。
スーパーでもこの時期は良くみかけます。
さて、さっそく当日の様子をお伝えするまえに…
実は今回、地元のラジオ局(アップルウェーブ)の取材を受けました!
生放送だったのですが、料理教室の開始直前にイタンビューを受けていました!
左の青い作業服が当社の社員。右側の赤いエプロンが講師の先生。
それでは早速、料理教室の開始です。まずは本日使う食材の豆知識から…。
こちらは大学の学生さん達が手作りしたウニの図解です。
黒い紙を剥ぐと、中にはウニの身が!とっても分かりやすくて子供たちからも笑い声が。
ちなみに普段食べているウニの黄色いところは、ウニの精巣なんですよ。
そしてコチラは「もうかさめ」の身です。子供たちに「触ってみてもOK」と言うと、楽しそうに指で突いて感触を確かめていました。
大きな身から数個に切り分けます。サメの身は弾力があり、鮮度が良いと包丁でも切りにくいのです。
ちなみに「もうかサメ」の皮はとても厚く、ザラザラしていて皮同士を擦り合わせると物凄い摩擦でちっとも動きません。
食材の説明も終り、さっそく調理にとりかかります。
今回は親子参加が7組もいらしゃいました!
子供用の包丁も用意してあるので、お母さんに見守られながらゆっくりと食材を刻んでいました。
こちらはスープを作っている様子です。スープは食べる直前に再び沸騰させるので、ある程度火が通ったら一旦火からおろします。
サメの切身の水分をふき取っているところ。
塩こしょうを振っておいたサメから水分と臭みが抜けていきます。
小麦粉をつけたサメをフライパンで焼いていきます。
両面カリっと焼けたら、作っておいたあんかけと和えます。
普段お家でも奥さんの手伝いをするという男性社員。
「凝った料理はできないですけどね」と言いながらも、手際がよかったです。
こちらはパスタを作っているところ。この季節の青森産のにんにくは甘みが強いので、臭みも控えめで火が通るとホクホクしてお芋のような食感です。
そろそろウニの登場です。1パックまるごと使って贅沢な一品になる予定!
茹で上がったパスタを投入し、醤油を入れてよく混ぜ合わせます。
ウニはお好みでパスタに混ぜたり、飾りつけ用に上に乗せたり、各班で個性がでてました。
さて、自分で作った料理の味はどうかな?
今回はサメやウニの調理の仕方といった、若い世代にはあまりなじみの無い食材を使い、「初めて調理してみたけど美味しかった」という声がたくさん寄せられました。
食材もスーパーで手に入るものばかりですので、ぜひみなさんもご自宅でチャレンジしてみてください!
(サメは青森県以外では難しいかもしれません…)
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次回のお料理教室は 7月21日 の予定です。
募集要項は後程!
ふるってご参加下さい!
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≪本日のレシピはこちら≫
■ウニのパスタ ペペロン風
■もうかさめの甘酢あんかけソース
■小エビと春キャベツのスープ
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