北九州八幡から発信
八幡、やはた、やわた、はちまん
もうすぐ今年が終わる(国道58号)
今年も残り少なくなってきました。今年最後の投稿です。
先月のJR九州ウォーキング「出水のコース」の帰りに、
鹿児島まで行って、前々から、気になっていた国道58号の
起点を視察?してきました。
↓ 写真は鹿児島中央駅です。以前の西鹿児島駅で、
新幹線開通時に建て替わり、駅名は変更されました。
市内電車で「朝日通り」へ行き、道路標識を見つけました。
ここが国道58号(通称・朝日通り)です。
起点は国道10号との交差点?
国道58号の起点は、西郷さんの銅像の前でした。
前を横切っている道路は、国道10号です。
ここ(起点)より、国道58号を歩いて行くと、
この先は、種子島・屋久島フェリーの鹿児島港への標識が。
桜島が見えてきました。
国道58号の鹿児島市内は
ここで終わりです。区間は約700mです。
この先は、海上国道?
種子島、奄美大島を縦断して沖縄県那覇市まで、
総距離 : 877.9 km、実延長 : 268.4 kmあります。
総距離では日本一の時もあったが、
国道4号が路線変更した為、現在は第2位です。
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もう一つ見たかった所、
それは国道3号と10号の終点(合流点)です。
国道58号の起点より約200m西寄りで、
あの鳥居(照国神社)の前の交差点でした。
合流点を起点としているこの道路は、
国道225号で枕崎まで延びています。
前の中央公園にあった合流点のモニュメントです。
折角ですから、ちょっと照国神社に寄りました。
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鹿児島市内は、路面電車が走っています。
昔、北九州にあった見苦しいクモの巣のような架線補助は無く、
ご覧のように軌道の真ん中の架線柱(センターポール)だけで、
スッキリしています。 そして、軌道には芝生の所も。
これを見てると、気持ちが和らぎ落ち着きます。
北九州もこの方式で、もう一度ダメかなぁ!
(そう言う話もあるような?)
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“ もうすぐ今年が終わる やり残したことはないかい
親友と語り合ったかい 燃えるような恋をしたかい
一生忘れないような出来事に出会えたかい
かけがえのない時間を胸に刻み込んだかい ”
沖縄のロックバンド・かりゆし58の
「オワリはじまり」のパクリです。
最初の出足は、「もうすぐ今日が終わる」なんだけど、
私の場合は「もうすぐ、あんたの人生が終わるよ」
が相応しいです。
ですから、これからの「かけがえのない時間」は、
胸によく刻み込んでおきたいです。
実はこの歌と、かりゆし58を知ったのは、
よくコメントをくれるブログ友の記事からです。
夜、この曲を聴いてると
「♪もうすぐ今日が終わる やり残したことはないかい」
の言葉がジ~ンと胸にくるそうです。
そうですね。 本当に、いい曲いい歌詞だと思います。
「かりゆし58」の58は、
沖縄本島を縦断している国道58号に由来してるそうで、
ここで初めて、国道58号のことを知りました。
鹿児島から海上を走って?
種子島、奄美大島を、そして沖縄の那覇まで続く国道とは?
興味があって是非、その起点に行って立ってみたいと思ったのです。
今度、沖縄に行った時は、終点も見てきます。
「もうすぐ今年が終わる やり残したことはないかい」
この一年、拙い当ブログに付き合ってくれた方々、
本当に有り難うございました。
来年も今年同様、自分中心でボチボチとやっていきますので、
よろしくお願い致します。
それでは、良いお年をお迎え下さい。
♪*:・’゜♭.:*・♪’゜。.*#:・’゜.:*♪:・’.:♪*:・’゜♭
【余談】 帰りの新幹線は、「ドリカム新幹線」でした。
CMのような車内での「どんちゃん騒ぎ」はなかったです。
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滝と石橋と石仏さん
先日、豊肥線の緒方に行って来ました。
緒方と言えば、「原尻の滝」、
前々から、行って見たいと思っていた所です。
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駅で駅長さんに聞いたら、「30分位で、滝までに行けますよ。」
処が、道を間違えて・・・、
まぁ、方向的には合っているだろうで、進んでいきました。
途中、小さなアーチ式の石橋に遭遇、
何処かに名前がないかなぁ?!(探したけど、名も無き石橋?)
流れている川は、鮒川だったかな?
豊後の国は、
野の仏や石仏・磨崖仏(まがいぶつ)が多いです。
歩いていると、宮迫東・西石仏の案内板が、
(クリックで大きくして読んで下さい。)
急な坂道を登って、見てきました。
「宮迫東石仏」
中央は大日如来、右に不動明王、左は持国天です。
「宮迫西石仏」
中央は釈迦如来、右に阿弥陀如来、左は薬師如来です。
更に進んで行くと、トンネルが。 原尻トンネルです。
トンネルを抜けて、しばらく歩くと「原尻橋」に着きました。
見事な5連アーチの石橋、橋長は73.0m、完成は大正12年(1923年)
高欄の全ての束石に、寄付者の氏名と金額が刻まれていました。
地元の盛大な応援?があり、それだけ熱望されていたのだろう。
原尻の滝です。 東洋のナイヤガラと呼ばれ、
滝幅120m、落差20m、想像通りで素晴らしかったです。
この写真は横の岸からです。
滝の手前、約50m先に吊橋があります。(滝見橋)
この橋、一人で渡っても、かなり揺れます。
真ん中まで行って、
写真を撮っていたら、5~6人がやってきた。
おいおい! 危ないなぁ!
すぐ、しゃがんで歩いて戻りました。
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街の方に戻って、
緒方町のメインストーリート? 酒屋さんです。
メインストーリートにある水路、
ここでは「井路」と言うのかな?
「おがた井路」の標識があり、小さな石橋も水車もありました。
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駅長さんが、30分もあれば行けますよ。
と言ってたけど、
途中、道を間違えて、滝までたっぷり1時間でした。
(帰りに予定していた道を、逆歩しただけでしたが、)
ひょん?なことから、長年の夢が叶いました。
それにしては、緒方と云う所の予備知識はありませんでした。
田舎の中の田舎で、空気がきれいな高原?って感じましたが、
ここは、チューリップでも有名です。
今年のチューリップフェスタは4月5日~20日で、
100種類53万本のチューリップが出迎えたそうです。
来年は行ってみたいです。
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「あんたがたどこさ」の里を訪ねて、
先日の「漱石の草枕の道」を歩いた後、前々から、
行こう行こうと思っていた「あんたがたどこさ」の
古里、熊本の「せんば」に寄りました。
実は場所がよく分からなかったので、観光案内所で聞いて、
市内のど真ん中とは驚きでした。
山は無かったが、坪井川(船場川)にはせんば橋が架かっていた。
せんば橋です。向こうに見えるのが熊本城、判りますか?
あんたがたどこさ 肥後さ 肥後どこさ
熊本さ 熊本どこさ せんばさ せんば山には狸がおってさ
それを猟師が鉄砲で撃ってさ 煮てさ 焼いてさ 食ってさ
それを木の葉でちょいと隠(かぶ)せ
実は2番?もあります。
あんたがたどこさ 肥後さ 肥後どこさ
熊本さ 熊本どこさ 船場さ 船場川にはえびさがおってさ
それを漁師が網さで捕ってさ 煮てさ 焼いてさ 食ってさ
・・・
と言うことで、
橋の欄干には狸とエビのオブジェが、しっかり乗っていました。
昔(江戸時代)、この坪井川の両岸に船着き場があったので、船場(せんば)の名前が生まれたと言われています。
当時は清流の中に、2番?の歌詞にもあるように、小エビが多く捕れたとか。
又、この辺りの小高い土手は、林や竹やぶが、うっそうと茂り、船場山と呼ばれ、勿論、狸もいたそうです。 今は、そんな面影は全然ありません。
トップの写真は電停で、電停の名は「洗馬橋」です。???
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処で、
熊本市は水道水源を100%地下水でまかなっているとか。
蛇口を捻れば、おいしい天然水です。これには吃驚です。
ここは、「親水施設」? 説明看板があったはずだが?
その近く、(横だったかな?)で見た 「明八橋」です。
それは、きれいなアーチ式の石橋でした。
明治八年に出来たから、明八橋(めいはちばし)です。
肥後の石工(いしく)橋本勘五郎の作です。
橋本勘五郎は、江戸時代末期から明治時代にかけて活躍した肥後藩の名石工で、肥後の通潤橋や、東京の万世橋、浅草橋など、多くの作品(石橋)を残しています。
小雨の降る中、熊本駅前から路面電車にも乗ったし、
観光案内所で貰ったパンフを片手に、約1時間うろつきました。
「知らない町を歩いてみたい~」 の実行です。
古い町並みなのに、全て新鮮に写りました。(当たり前かな?)
おまけ
帰りに博多駅で乗り換えたとき、1番ホームに「ななつ星」が、動き出した~! 慌ててデジカメを、運転手さんが手を振ってくれました。
後で調べたら、
1泊2日のコースは日曜日、3泊4日のコースは金曜日の
いずれも、博多駅1番ホー3に17:30に到着します。
乗客を降ろした後、18:00前に南福岡に回送されるそうで、
私が見たのは、ちょうどその時でした。
回送の時は回送専用の機関車が来て、後部に連結して車庫?へ。
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