北九州八幡から発信
八幡、やはた、やわた、はちまん
にったいさん(龍潜寺)
東区の祇園町商店街を、真直ぐ南に上って行くと、突き当りに龍潜寺(りゅうせんじ)がある。明治の初めごろ、日諦(にったい)上人により、開山されたと言われています。
地元の人は、この龍潜寺のことを、親しみを込めて、「にったいさん」と呼んでいます。
子供の頃、「にったいさん」に行こうと言って、境内で仲間と良く遊んだ記憶があります。
佐木隆三氏が書いた「宿老・田中熊吉伝」の中で、官営八幡製鐵所が操業を始めた頃、技術指導として派遣され、異国の地で死亡したドイツ人技術者のことが書いてあったので、行ってみた。
カール・キヨラー氏、帰国直前の1904(明治37)年9月病死した。と記録されている。墓は当時の製鐵所の仲間によって建てられた。
その後、何回か移転され、現在は山門の横、西側にある。
周りはきれいに清掃されていて、花も添えられていた。
(子供の頃は全然知らなかった。)
ドイツ人技術者カール・キヨラー氏の墓
コメント ( 9 ) | Trackback ( 0 )