退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#316:私の結婚観

2014-07-20 20:48:01 | アメリカ便り
今日はアポロ11が月面着陸してから45年目です。
テレビの前で驚嘆の目で見入っていたのを覚えています。
あれから45年、今、世界中でおきていること、当時の人には想像もできなかったでしょうね。
良きにつけ悪しきにつけ。

先回の続きです。

私の結婚観は変わっています。

結婚式を挙げたくなかったというだけでも、少々変わっているでしょうね。
私が結婚式を挙げたくなかったのは、お金がなかったし、あったとしてもそれに使うのがもったいないと思ったからです。
それに、アメリカに来る時に母から結婚式費用の前借をして留学費用に当てたからです。

そして、癖のある(アル中)親父がいたからです。
自分の兄貴が死んだ時でさえ、葬式で酔っ払ってクダ巻いて、親戚中から非難を浴びたんだから。
自分の結婚式で酔っ払ってドジョウ掬いを踊ったし。。
私の結婚式では何をやらかすか、計り知れないポテンシャルを持っていたからです。

でも結婚式がその後を決めるわけでもないです。
主人の妹は、盛大な結婚式を挙げたあと、1年で離婚したし。
結婚式の前日に離婚話をしていた私達は、来年結婚30年だし。
わからないもんですね。

結婚生活にしても恋愛期間にしても、それが長続きするかどうかは、自分と比べず相手をどの程度受け入れることができるかどうかにかかっていると思います。
これは、どんな人間関係にもいえることでしょうが。
人間、比べると言うのが性格なんですが。
それをせず、他人をそのまま受け入れると言うことが人間関係長続きの秘訣です。
たぶんみんなも知っていると思いますが。

でも受け入れるだけで、納得しなくても良いのです。
つまり、左の耳から聞いて右の耳から出していくと言った感じでも良いのです。

それが私の結婚観ですね。

変かな?

ハブグレジュンタのマミー




#315: 私の結婚観

2014-07-18 17:28:56 | アメリカ便り
今朝、隣人アリッサとサイクリングに行こうとしたら仕事が2つ入ってきました。
午後からは、仕事仲間のべヴと古着屋に行こうと思っていたのに。
なんて思いながら、メールを開いてみると、一つは臨床実験関係で、なんと3百万ワード。
3百、3千、3万でもなく3百万ワード。
ファイルをあけもせず、即お断りのメールを送りました。
私はサイエンステクニカル翻訳専門としているので、臨床実験や特許は断っています。
臨床実験や特許の翻訳は、専門用語や書式が決まっているので非常にやりにくいし、あまり面白くないですのです。
でも専門的にそればかりやって、慣れると楽だと思います。
と言うのは、同じことを繰り返し繰り返し書くからです。
お金を稼ぐための翻訳には適していると思います。

2つ目の仕事は、3千ワードを明日の朝まで。
これも即お断り。
やってやれないこともないけど、もうすでに遊びの予定が入っているのです。
でも断ると、日曜日の夜まで延ばしてくれたので、やることにしました。
あまり断ってばかりだと仕事が来なくなるので。

私の結婚観ですね。
どうして突如こんな題になったかと言うと、昨日アリッサと散歩をしていたら、突如 “離婚しようと思ったことある?” と聞かれたからです。
もちろんアリッサは離婚なんか絶対にしないと私は、確信を持っていますが。
即、答えました。
“もちろん。結婚する前から離婚を考えてたよ”と。
そうです、私達二人は結婚式の前日、車の中で、“本当に結婚するのか” と話し合っていました。
でも、もう親戚も集まっているので、取りやめることはできないから、今回は一応式だけは挙げようと言う事になったのです。
式と言っても、私はそんなものいらないと言ったのですが、主人の母親が式だけは挙げてくれといったのであげたのです。
かといって別に式の準備を手伝うなんてことはせず、新婦の私が結婚式当日スーパーで、パーティー用のおつまみを買うはめになりました。
この忙しいときに何で私がこんなことをしなくちゃいけないんだと、レジの長い列に並んで思ったことを良く覚えています。
その時、新郎は家でウエディングケーキを作っていました。。
ま~、なんともちぐはぐな忙しい結婚式でしたが、100人ぐらい集まった式、続くパーティーは楽しいものでした。

と言った感じなので、私の結婚観は普通の人とはものすごくかけ離れていると思います。

と書いたところで、もう結構長くなったので、続きは次回にします。

お楽しみに。

ハブグレジュンタのマミー


#314:アメリカの名物料理、その2.

2014-07-17 18:01:18 | アメリカ便り
北海チドリさん
初めてのコメント、ありがとうございました:)
こっそり覗くなんていわずに、堂々と声を出して読んでください。
なんてことは言わないけど。
末永くよろしく。
私も、なるべく毎日書くようにします。

スイートポテトさん
枝豆は、スーパーで時々見かけます。
100%アメリカ人の隣人キャシーも大好きで、買ってきます。
たぶん、日本料理店で、ビールのつまみで出ていたのが評判になったと思います。

どぶさん
クラブケーキは店によって味に大差があります。
なかなかこれがおいしい店はありません。

さてと、昨日の続きです。

11、南部オハイオ州
チリ(メキシコの辛いシチュー、豆とひき肉、たまねぎが主な材料)の上にスパゲティーがのっかったもの。
私は、スパゲティーとチリを一緒に食べるなんて非道なこと、見たことも聞いたこともありません。
チリは、きっと北海道人には辛すぎて口には合わないと思います。
友達に何回か作ったことがあるけど、不評でした。

12:インディアナ
とんかつサンドイッチ。
これも知りませんでした。
ちなみに、昨日夕食はとんかつだったので、息子のランチにとんかつサンドを作りました。

13:シカゴ
厚いピザ(ディープディッシュピザ)
私の大好きなシカゴ。
もちろんこれは有名です。
私も食べますが、どちらかと言うと普通の薄いピザのほうが好きです。
どうしてかって、ディープディッシュピザは、パンの部分ばかり食べている感じがするからです。
ちなみに主人はこちらが好きです。

14:サンフランシスコ
ミッションスタイルブリート
これもメキシコ料理です。
チリパウダーを混ぜ込んだひき肉、豆やら、レタス、等々いろいろなものを入れて、薄いパンケーキのようなものに包んだもの。
これもおいしいです。
でも私は、サンフランシスコ在住の友達とフィッシャーマンズウオーフで食べた、ゆでたソフトクラブ(甲羅が柔らかい渡り蟹)が忘れられません。

15:トゥインシティー、ミネソタ
ジューシールーシー
これも知らないですが、ハンバーガーにいろいろなトッピングが入ったものです。

結構ありますね。
まだまだ他にもたくさんあると思いますが。
今回はこの辺で。
これを書いて、私は“アメリカも捨てたもんじゃにな~、結構あるある”と思いました。
どれもこれも、コレステロールが一杯ですが。

ちなみに、これら名物料理はその土地に行かなくてもアメリカどこででも食べれます。

では、アメリカ名物料理の紹介終わりです。

ハブグレジュンタのマミー


#314: アメリカの名物料理。

2014-07-16 16:56:11 | アメリカ便り
今日は看病で疲れているどぶさんのために、どぶさんご要望のアメリカ名物料理について書きます。
アメリカにうまいものはないと思っている私は、ネットで探しました。

1.ニューヨーク
ニューヨークと言えば、世界のお金が集まるところ。
と言うことはユダヤ人も多いと言うこと。
そしてユダヤ人といえばもちろんベーグルです。

2.ニューイングランド(アメリカ北東部に位置する6つの州を合わせてこのように表します)
私の大好きなクラムチャウダー。
アサリみたいな貝、ジャガイモ、たまねぎが主で、クリームとバター牛乳がたっぷり入っています。
おまけにコレステロールもたっぷりです。

3.ウイスコンシン
チーズが有名なので、グリルチーズサンドイッチ
子供達が小さい時、良く食べていました。
作るのも簡単なので、忙しい子育て時代は良く作りました。

4.ルイジアナ
ガンボと言う少々辛いシチュー。
ここはフランスコロニーの影響を受け、ケイジョンフードと言って辛いシーフードで有名。
セロリ、たまねぎ、ピーマン、えび、ソーセージなどを入れて、唐辛子とトマトで煮込みます。

5.フィラデルフィア
フィリーズチーズステーキサンドイッチ
肉好きの息子が好きなサンドイッチ。
牛肉の細切れ、たまねぎの千切りを塩で味付けしチーズを乗せ、、ホットドック用のパンに乗っけたもの。
これもおいしい。

6.アトランタ
コカコーラだそうです。
知りませんでした。

7.セントルイス
バーベキューリブ
30年住んでいますが、セントルイスがバーベキューリブで有名とは知りませんでした。
私もパーティーの時にはバーベキューリブを良く作りますが、私のは味噌味か照り焼きソース味です。
もちろん手作りです。
日本人もアメリカ人も好きです。

8.メリーランド
クラブケーキ。
これまたうまいんだな~
簡単に言えば、蟹の身がたくさん入ったコロッケみたいなもの。

9.南カリフォルニア
フィッシュタコ。
タコつまり日本で言うタコスでしょうか。
普通牛肉のひき肉を使いますが、フィッシュタコは名前が表すようにあげた魚を使います。

10、マイアミ
キューバノと言うサンドイッチ。
マイアミと言えばキューバ人がいっぱいで、キューバみたいなところ。
このサンドイッチのこと私は何も知りません。

今日はもう長くなってしまったので、この辺でやめときます。
続きは明日のお楽しみです。

ハブグレジュンタのマミー

#313: シカゴシューティング

2014-07-15 21:49:12 | アメリカ便り
最近、世界各地で人間の命がごみのように扱われているニュースをよく聞きます。
ここアメリカでも、最近頻繁に起こっている発砲事件により人の命がごみと化しています。
特にシカゴにおいては7月4日の独立記念日の週末84時間で、82の人が撃たれそのうち14人がなくなったそうです。
3日半ですよ。

シカゴは私が好きな都市のひとつです。
ミシガン湖に沿って走るレイクショアドライヴ近辺には、アートミュージアム、ネイヴィーピアー、サイエンスミュージアム、有名な、そして私の大好きなフィールドミュージアムがあり、子供達が小さい頃は、セントルイスから車を5,6時間走らせて、年に2回は行ってました。
本当に中心地は観光に最適な場所です。

でも一歩間違った場所に足を踏み入れると(これはシカゴに限らずアメリカはどこもそうですが)命の保障がないところがたくさんあります。
ここセントルイスにも、ここからそっちには入ってはいけないと言う、見えない境界線が引かれています。
その境界線の向こう側では、ほとんど毎日と言うぐらい発砲事件で人が死んでいます。
もう慢性的なので、ニュースもそっけないものとなっていますが。

その入っちゃいけない地域と言うのは、ほとんど100%が黒人街です。
いくら、人種差別だと言われても、それが事実です。
そしてこれは悪循環です。
そのような地域に育った子供達は、そこから抜け出ることがほとんどできないからです。

シカゴの場合、イリノイ州の予算削減、教育レベルの低さのため、このような地域にあるパブリックスクール50校あまりが去年廃校となることになりました。
となると、廃校になった学校に通っていた子供達はどうなるかと言うと、バスで最も近い学校に通学となったりするのですが、これももちろん簡単にはいかないのです。
移って行く生徒/親も移ってこられる側にある学校/親も反対しています。
こんな状態では、子供がかわいそうだとも思いますが、教育レベルが低く廃校になった原因は、勉強をしない子供にもあると思います。
高校3年生が、中学1年生ぐらいの学力しかないなんて、環境のせいばかりにはできないと思いますが。

世界各地で貧困、人種や宗教の違いにより闘争が増しています。
アメリカも1960年代からの、人種差別廃止運動により、確かに黒人の地位は上がってきていると思いますが、やはりそれはまだ限られた黒人に与えられる物でしかないと思います。
その限られた黒人になるためには教育が必要だと思いますが、多くの黒人は境界線の向こう側に住んでいるため、その教育の必要性が理解できない環境に育っているのが現状です。
難しいです。
でも教育の必要性、重要さをわからないと人種差別、宗教の違いでの闘争は続くばかりだと思います。

今日の日本のニュースで、日本の子供の16%あまりが貧困の中で生活していると伝えていました。
その理由として、親が正規雇用となるのが難しい点を上げていました。
どうして正規雇用が減ったんでしょうか。
これは、短なる会社側の利益の追求のためでしょうか。
でもどうしてそんな社会になったんでしょうか?
知っている人がいたら教えてください。
昔は、派遣なんていう言葉もなかったし、パート/アルバイトなんて学生の為のものだったけど。
貧困のなかで育ってもちゃんと教育は受けてほしいです、境界線の向こう側に行かないように。

余談ですが、今日の私のブログには、英語の言葉が多めに入っていますが、フランスではこのぐらいの英語も多くの場合通じないので、フランスに行こうと思っている皆さんは心してください。

今日のブログはなんとなく、ばらばらな感じで長くなりましたが、最後まで読んでくださってありがとうございます。

もうちょっとおまけをつけて、近くに越してきたアルパカとラマの牧場の写真です。

アルパカです。



ラマです。



ラマでもアルパカでもないハブちゃんです。


ハブグレジュンタのマミー