退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#312: 今日はちょっとサイエンス。

2014-07-13 22:23:34 | アメリカ便り
昨日のニュースで、アルツハイマーと認知症の早期発見のための血液検査が開発されたと聞きました。
イギリスのサイエンティストが発見したもので、アルツハイマーと認知症に特異的な10種類のたんぱく質を簡単な血液検査で調べ、その結果で患者が1年以内に病気を発症する確立を判断することができると言うものです。
今のところ1150人の人を使って調べた結果、90%の正確さだそうです。
おまけに、今までの高価なテストに比べて、2万円以下でできるそうです。
この検査は更なる大規模試験の後、2年後ぐらいに一般に出回るとのこと。

アルツハイマーを治すことは今現在の医学ではできませんが、早期発見により早期治療が可能になり、病気の進行を遅くすることができます。
 
昨日別なニュースで、カリフォルニアのオレンジが何とかかんとかと言う害虫のため大損害を受けていると言ってました。
でも面白いと思ったのは、その害虫を退治するのに殺虫剤を使わず、実験的に何とかかんとかと言う蜂の一種を使ったと言うことです。
この実験はうまく言ったようでしたが、更に面白いことはその蜂が今度は別な形で、オレンジにダメージを与えていると言うことです。
それで、今度はわざわざパキスタンまで行って何とかかんとかと言う虫を採取してきて、その蜂退治のために使用したそうです。
これもうまくいったようですが。

でも、最初に殺虫剤を、有効に使ったほうが何ぼか良いんでない。
パキスタンの虫がだめになったら今度は、どこから虫を取ってくるんでしょうか??!!

これを聞いて私は非常にアメリカ的だと思いました。
根本を直さず、カヴァーアップばかり。

パリ旅行のの写真です。
先日、パリの写真、最後のほうを間違って削除したと言いましたが、近所のキャシーが削除したファイルをリカヴァーするプログラムを教えてくれました。
無事ほとんどがリカヴァーできました。
今日の写真は、ドンペリを作っているモエット・シャンドンの酒蔵です。

品のあるおじさんがシャンペンを注いでくれました。

天井に生えている黒いものはカビではなく、埃だそうです。

全長28キロメーターの酒蔵です。





#311:私の理想です。

2014-07-12 23:30:12 | アメリカ便り
スイートポテトさんの指摘する日本の問題は、開発国ではどの国も直面していることだと思います。
アメリカ、ドイツ、イギリス等、日本ばかりではないと思います。
そのような問題が起こらない社会と言うのは、今の複雑な世の中、理想に過ぎないです。
でもその理想に向かって問題を解決していくと言うのが、開発国(民主国家)のあるべき姿だと思いますが。
しかしながら以前も書きましたが、今の日本、問題を解決すべき国民がはっきりと問題を把握していない、そして問題を他人事のように考えているように思われます。
だから、民主国家でありながら、選挙のたび、投票率50%そこそことなるのではないでしょうか。
民主国家、開発国に住む人達は、国の中で自分のおかれている立場と言うものをはっきり自覚して“ノミの一票”的な票でも良いから、意見を主張しないとだめだと思います。
これも、また理想ですね。

ついでに、もっと理想を書くと、 
1.まず投票率100%はありえないので、せめて80%にしましょう。
2.町会議員、市会議員、国会議員などなど、議員と名のつく議席数を半分にする。
 これはアメリカでも言われていることです。
3.移民を増やさない、失業者を雇用。
4.ゆとり教育ストップ。
5.少子化国家、学校を増やさない。託児所、保育所を増やす。
6.中国に対するODA、即ストップ。
7.北朝鮮への制裁緩和、あほか。
8.日本の不動産を外国人の手から守る。
9.日本人であることを誇りに思いましょう。
 外国に住む私だから言えるのです。
10、アメリカと同盟を保つのは良いけど、腰ぎんちゃくはだめです。

今日はこの辺でやめておきます。

庭の花です。




こちらは私の鼻です。




家に入れてと言っています。






#310:米軍慰安婦

2014-07-10 22:49:58 | アメリカ便り
今日の日本のニュースに、朝鮮戦争当時、韓国政府から米軍慰安婦として従事することを強要された韓国女性122人が、韓国政府を告訴したと書かれていました。
このことはだいぶ以前から知る人ぞ知るでしたが、今回は少しは大々的にニュースになったようです。
それでも、韓国国内では隠し気味だったそうですが。
そしてその慰安婦の元締めが朴大統領の父親だったそうです。
どうりで、日本ばかり悪者にしようとしたはずです。

2006年にアメリカ最高裁は韓国慰安婦に関して、日本に謝罪も賠償金支払いの義務もない判決しているのです。
それを、先日オバマが韓国に同調して日本に“罪を認めろ”的なことを言ったりしましたよね。
馬鹿ですね、単純ですね。
歴史的事実をはっきり知りもしないで、その場限りの軽々しい発言はしないでほしいです。
今回の米軍慰安婦で自分の足元に火が着いた感じです。
米国、韓国両国にざまーみろです。
今度はそちらで、勝手に突っつき合いをしてください。

しかし、韓国で行われたアンケート調査で、60%の韓国人が、韓国を捨てたいと答えていたとのこと。
あれだけめちゃくちゃな国だったら、私も市民権を捨てたいでしょう。
この辺で、韓国政府も憎しみを利用した舵取りをやめ、将来のための政治をしていかなくては政治家しか残っていない韓国になってしまうのでは。。。。

アメリカではオバマの人気が落ち込んでいます。
一番人気の時の支持率69%から最近では、40%そこそこにまで落ちています。
特にメキシコ国境問題では、問題を無視していると言われ槍玉に挙げられています。
しかしながら、この国境問題、誰が大統領になったとしても常に問題となるでしょう。
最近の国境問題は、メキシコからのと言うより、大部分が中央アメリカ(ホンデュラス等)からの子供の非合法的移民によっておきています。
この中央アメリカ、特にホンデュラスはギャングやら、ドラッグ関係で殺人が非常に多いそうです。
そんな国で子供が育ってほしくないと思う親が、子供達だけをアメリカに逃すそうです。
と言うのも、中央アメリカでは子供がアメリカに一旦、入国したら、ずーとアメリカに居続けることができると言ううわさが上ったからだそうです。
でもこれはうそで、子供はアメリカの各地にある施設に一時的に収容され、そこでいろいろ手続きをした後、また母国に戻されるそうです。
でもこの手続きがどのくらいかかるかわからないようで、何年もかかることがあるそうです。
今年6月までの1年間で、57000人の不法移民がアメリカ国境を越えたそうです。
これは前年の同じ時期の倍となっているそうです。
そしてこの人達を収容するために新たにアメリカ各地に施設を作らなければいけなくなり、その費用も莫大なものです。
おまけに人権保護の人達と、不法移民反対の人達との小競り合いはあちこちで起きているし。
アメリカも大変な問題を抱えています。
韓国にしても、中央アメリカ、中近東、アフリカにしても、自分のそして先祖の生まれた国に住めなくなる、住みたくなくなると言うのは日本人にはわからない感覚なのでは。
あえて言えば、日本はそれだけ住みやすいのです。
いろいろあるけど、命が危ういなんてことは心配しなくてもいいもんね。

ハブグレジュンタのマミー


#309: 親父の夢

2014-07-09 22:17:59 | アメリカ便り
まだパリの疲れが残っています。
やはり60歳です。

朝方、7年前になくなった親父の夢を見ました。
何年かぶりです
夢の中の親父はいつものはにかんだ様な判断のつかない顔をして一人、病院のベッドの上に座っていました。
それを見た私は親父が哀れになり、やさしくしてあげなけりゃだめだな~と感じ、車椅子に親父を乗せて食堂に連れて行ったのでした。
そこで何を食べさせたかははっきりしませんが、親父はうれしそうにどんぶりものを食べていました。
なぜこんな夢を見たんでしょうか。

私は小さい時から親父が嫌いでした。
いい加減で、酒ばかり飲んで家族に迷惑ばかりをかけていた親父でした。
65歳ぐらいで、ドクターストップがかかり、ようやく飲酒をやめました。
そんな親父だったので、家族からはもとより、親戚からも相手にされていませんでした。
もちろんボランティアー活動に全身全霊をささげていた母、よりさんはまるっきり相手にしていませんでした。
一人、家で留守番代わりとなっていた親父は、年一回家族を連れて私がアメリカから帰ってくるのを楽しみにしていたそうです。
と言うのは、私が食事の用意をしておいしいものを食べさせてあげたからだそうです。
と、これは近所の人から聞いた話ですが。
よりさんは料理掃除洗濯など、一般的な主婦の仕事はまるっきり無駄と考える人でした。
だから毎日二人だけの生活で何を食べていたか想像がつきます。
おいしいものを食べているときの親父の顔って、本当に幸せな顔をしていました。
今、考えるのはあの時もっとおいしいものを食べさせてあげればよかったと言うことです。

今朝は夢の中で親父においしいものを食べさせてあげました。

ハブグレジュンタのマミー










#308: シャンペン地方

2014-07-07 16:05:19 | アメリカ便り
パリ最後の日は朝早く電車に乗って、パリから30分ぐらいに位置するエペルネイとランスと言う町に行ってきました。
エペルネイにはあのドンペリ(すごく高いシャンペン)を作っているモエット&シャンドンがあり、そこの酒蔵ツアーに行ってきました。
シャンペン地方では一番大きく、地下(10~30メーター)の酒蔵は、28キロメーターも続いているそうです。
黒いスーツ姿に身を包んだきれいなお姉さんがシャンペンができる過程をやさしく説明してくれました。
2週間程度の第一発酵のあと、4週間から6週間第2発酵させて、ビンを逆さにし、静かにわずかずつローテーションさせて、沈殿物をビンの口に集め、口部分を凍らせて、沈殿物をを取り除くそうです。
その後、ワインとリクアーを入れ熟成させるとのこと。
ここのシャンペンは15ヶ月以上熟成させるそうです。
ツアーの最後はお待ちかねのテイスティング。
一番安いツアー、21ユーロ(3000円くらい)で、シャンペン一杯飲みました。
アルコール12.5%で、いい気持ちになりました。

いい気持ちのまま、次の町ランスへ向かいました。
電車で、更に30分ぐらいかかりました。
ここには、戴冠式に使われたノートルダム寺院と藤田チャペルがあります。
ここのノートルダム寺院は、パリにあるものより大きく、更に荘厳さも勝っている感じがしました。
シャーガールのステンドグラスも、寺院を飾っていました。
藤田チャペル(藤田嗣治)は、藤田氏によって描かれた壁画がチャペル全体の壁を飾っていました。

ここで、ノートルダムと藤田チャペルの写真が消えているのを発見。
どうしたことでしょう。
間違って、SDの写真を全部消したみたいです。
最後の日の写真だけが、消えてしまいました。

ベルサイユ宮殿の写真をどうぞ。
私はキンキラキンの宮殿より庭が良かったと思います。