退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#307:帰ってきました。

2014-07-06 22:59:31 | アメリカ便り
只今、カナダのトロントの空港です。
後,1時間ほどで、セントルイス行きが出ます。

パリのシャルルドゴール空港から満杯の飛行機で、ほぼ8時間かかりました。
行きは6時間ちょっとなので、ずいぶんと時間が違います。
朝、パリ時間8時にケーさん、さやか、ますいちゃんが地下鉄の乗り場までお見送りしてくれなかったら、いまだに迷路のようなパリの地下鉄の中をさまよっていたでしょう。
おまけに、シャルルドゴール空港の複雑さ。
サイン(掲示板)が不足しているから、右往左往している乗客で空港内は、無数のありの子を散らした感じ。
地下鉄駅でも道路でも感じたけど、サインが足りないから道に迷いやすい。
まるで、パリ全体が観光客を拒否している感じです。

面白かったのは、日曜日にしては非常に混んでいた空港行きの地下鉄の中で、コスプレをたくさん見ることができましたことです。
向かいに立っていたお兄さんが阪神タイガースのバッグを持っていたので、いろいろ話をしたら(もちろん英語で。ほとんどの人が英語を理解できないパリで、英語を話すことができる人を見つけることは難しいです。)、日本が好きで、もう3回も行ったとのこと。
どうして、混んでいるのか聞いてみると、空港の近くで日本についてのEXPOがあるためだそうです。
“秋葉原もあるよ”と言ってました。
日本と言うと、パリで日本食を食べようと日本レストランを探したけど、セントルイスみたいに名前は日本レストランみたいだけど、多くが中国人経営でした。
もちろんそういうところは行きませんでした。


8泊9日のパリ旅行の感想はと聞かれますと、ま~なんともうしましょうか。
日本の良さを改めて感じさせる旅だったと思います。
そしてアメリカもそれほど悪くない、と感じました。
本当です。

秩序の保たれた日本の良さ、そう言った環境を大切に守っている日本人のすばらしさ。
単一国民の日本だからありえることだと思います。
他のどの国にもないと思います。

もう何回も書いているように年間20万人の移民労働者、絶対にしてはいけないことだと思います。

パリは汚かったです、そして、そこに暮らす人達は90%の確立で不親切な人達でした。
偉大な歴史的財産が市内全域にわたって存在しているパリは、観光で成り立っているのに、どうして道路はごみにあふれ、サービス業に従事する人は無愛想なのでしょうか。
犬の糞は道路に転がっているし、リサイクルも何もあったもんではない。

私は、たぶん二度とパリを訪れることはないでしょう。

パリよりも温泉が良い。

今日の写真は、凱旋門と、凱旋門のてっぺんから見たパリ市内。











ハブグレジュンタのマミー




#:すりに遭遇しました。

2014-07-03 15:14:45 | アメリカ便り
先日、書くのを忘れましたがすりに遭ったんです。
ルーブル美術館のミロのヴィーナスの前で。
後から考えると“こいつだな~”と思われる人がいました。
背の高い、ハンチング帽をかぶらず手に持って、写真をとるふりをして私を2回も押しのけたやつが。
アパートの主のアニーさん言っていた東ヨーロッパ系の男。
写真を撮り終わり離れたとき、私のバッグの口が半分ほどあいていたのに気づいて中身を見ると、サングラスがなくなっていました。
財布等の大事なものが入ったチャックは開けられていなかったので大丈夫でした。
腹立つ。
でも、私ってそんなにボケーとした顔をしていたのでしょうか。
盗まれたことより、甘く見られたことに腹が立ちました。

日曜日から、毎日2万から3万歩歩いています。
そのせいで今日は、5時にダウン。
ノートルダム寺院に着いて、入るための行列を見たら、“もうアパートに帰る”でした。
引率者ますいちゃんは、4日たっても道がまるっきりわからない、他人に頼りっぱなしの私とさやかを連れて一緒に帰ってくれました。
ケーさんは一人残り、ノートルダム寺院のタワーに上ろうとしましたが、行列に並んでいたけど、目の前でゲートを閉じられ結局は入れませんでした。

でも、なんと忙しい町でしょうか。
ごみが散乱し、人種が入り乱れ、観光客がてんでばらばらに街中を闊歩し,引き綱をつけない犬が人並みの間を悠々と散歩し、浮浪者があちらこちらで、好き勝手な格好で物乞いをする。
私が想像していたパリとはまるっきり違っていました。

私はどちらかというと、人間ウオッチが好きです。
パリは確かにすばらしい有形文化財がたくさんたくさんあります。
でも私にとって、重要な観光目的である人間ウオッチ、接し合いにはふさわしくないところのように思われます。
一般的によく言われている、“パリ人は無愛想”、本当です。

日本はもちろんですが、アメリカが懐かしくすみやすく思いました。

今日は写真を少々。

第一日目、早朝のルーブル美術館と、パリの町並み。

















#305: パリです。

2014-07-01 16:15:21 | アメリカ便り
昨日はルーブル美術館とオペラハウス見物。
今日はヴェルサイユ宮殿見学。

ルーブルは人人人。
大津波のように人が押し寄せていました。
しかし、なんと中国人の多いこと。
日本人も30年、40年にはこうやってパリに押し寄せていたのでしょう。
ちょっとだけ、ルイヴィトンの店に立ち寄ったけど、ここも中国人ではなざかり。
ルイヴィトンなんか持ってほしくない農家のおばさん的な人が、店の人にお茶を振舞われて品物を選んでいました。
ルイヴィトンがかわいそう。

ヴェルサイユ宮殿は非常に混んでいて1時間半待ち。
それも、3つしかあいてないセキュリティーを通過するため。
ばかげてますね。
こんなに人がいたら何とかすれば良いのに。
みんな、“来なくても良いんだよ”ってな感じで働いていました。
もちろんここも中国人で満開。
中国人とインド人で2040年ぐらいには世界人口半分は占められるなんていわれていますが、世界各国に移住しているその人達を入れると、もうすでに半分になっいるのでは。

ところで、パリに着いて私が気づいたことを、日本の皆さんに2,3お知らせします。
と言っても私の独断的差別にあふれた見解ですが。

1.歴史のある街、古い歴史的建造物にあふれた町です。
でも私にとっては、ただそれだけです。
あまりの偉大な歴史のために、他のすべてが負けている感じ。
その歴史の重みと言う抑圧感で、他のものは、進歩していない感じです。
つまり、歴史とその他があまりにもかけ離れている。
日本の歴史と言うのは、現代とうまく融合していると思うけど、そういった感じはここではまるっきり感じませんでした。

2.先日も言いましたが、フランスと言う国が移民増加のため、フランスではなくなっている感じがしました。
誰も国自体を真剣に考えなくなり、自分のことばかりを考える。
まとまりがない。
昨日、サッカーワールドカップで、フランスが勝ち前に進むことができました。
その場所に偶然居合わせた私達は、狂喜した群集をみましたが、こんな時ぐらいしか、みんながフランス国民と言う意識を持つことはないのではないかと思います。
これは以前も言いましたがアメリカも一緒ですが。

3.ジョークが通じない面白みのない人達。
フランスにはジョークがないのではないかしらと思わせるぐらい、みんなジョークにはなじみがないです。

4.高い。
すべてが高い。
レストランでは、すべての値段が高い。
おまけに水にまでお金を払わなくてはいけない。
アメリカも日本も、レストランに入ると、水は自動的にやってくるが、ここではコーヒー、ソーダと同じようにオーダーしなければならないし、値段も同じだけ払わなければならない。
そして、アメリカのようなチップがないと喜んでいると、ちゃんと、請求書に含まれている。
それも、10%+20%とアメリカのチップより多くはらう羽目になる。
アメリカだと、サービスの悪いウエーターにあたると、チップを少なく払うことができるけど、このように最初から請求書に組み込まれているとそれもできない。
通りで、サービス、愛想の悪いウエートレス・ウエーターばかり。

5.無愛想、サービスが悪い。
以前アメリカにサービスと言う言葉はないといいましたが、ここはアメリカより悪い。
店の店員、そこらへんで働いている人、すべてが愛想が悪いし、微笑むと言うことをしない。

6.町並みが汚い。
せっかくの歴史の町。
もったいないです。
犬のうんこ、ごみで汚すのは。

と今日はこの辺でやめて起きます。

ハブグレジュンタのマミー