ホクトマンのアドブログ

アドベンチャープログラムを愛するすべての人と、そうでもないすべての人へ。ひとりごと、今思うこと、泣き言、楽しか

ちょい、ムズイ話

2019-07-13 | 雑念
『自分自身との仲直り』

青少年育成において様々な課題を発見する時がある。

それは僕自身の指導法の課題ではなく、その人自身の様々な課題のこと。

例えば「自尊感情の低さ」からくるもの、「承認欲求から」、「愛情不足」、「トラウマ」、「あまえ」、「経験不足」など無限だし表現も様々。

突き詰めていけば、18世紀のヨーロッパで唱えられていた四元素説のように分類されていくんだろう。

その原因を発見しようとすればするほど遠のいていくような感覚。

だから僕が心がけているのは原因究明だけに重心を置くのではなく、対策や在り方を試していく臨床ファシリテーターでありたい。

その中で最近、耳に入った言葉が胸に響いている。

『自分自身との仲直り』という言葉。

これができないから苦しんでいる人が多いような気がしているのである。

実際苦しんでいることも本人が気づかないこともある。

だから「自分と仲直りしよう!」と言っても

はぁぁぁぁ?なにいってんのーぉ?

ってなことになりかねない。

でもかなりいいとこ突いているような気がします。

理想の自分と実際の自分、
頭で思う自分と無意識の自分、
自分しか知らない自分と他人しか知らない自分、
その互いが互いを理解できず喧嘩している。

どちらも誤解と行き違いで歩み寄ることがない。

その本当はどちらも本当の自分なのに、相容れない互いに胸が苦しくなるのだと思うのだ。

だから「互いが仲直り」出来たら心が少し軽くなるのではないだろうか?

青少年とか言いつつ、本当は何歳になっても関係ない。

大人になった方が理解しやすいかもしれない。

カウンセリングはこの「仲直り」のイメージなのだろう。

何故か涙が出てくる感覚。
自分が自分を許したり、知らない自分に出会ったり、蓋をする自分に同情したり。

前世でもしかしたら?と思うような他人のような自分の存在。

僕なんかオーケストラを生で聴いたらそんな涙が溢れたりするのである。

自分との仲直り

僕も少し落ち着いて考えてみよう!