エコツアー

エコツアー

私がエコツアーを語っていいのでしょうか。動植物の知識はなく、エコを推奨する活動を個人的にするわけでもない。

そんな私が。

語らずとも、実施する分には文句はあるまい。(いや、その方が難しいのでは？)

もう遅い。既に実施されたからです。

今回は鹿児島中央駅からバスで小学生を1時間半。慣れないバスレクもこなしたりした。

先週も同じ内容で同じスタッフで行い、2回目の今日。

鹿児島県の南さつま市の万之瀬川河口には広大な干潟が出現し、世界で2000羽しかいなくなった「クロツラヘラサギ」がやってくるらしい。

見るまではそんな貴重な鳥が自分の生活圏にやってくるとは信じていなかった。

見るまでは。

そして2回目のツアーは実施され歩いて開始30分後には3羽のそいつらはあっけなく出現した。

そして何の愛想を振りまくわけではなく、長いしゃもじのような黒いくちばしで干潟をかき回しエビや小魚をコミカルに食べ歩く。

大人たちはその姿に雄叫びをあげ、子どもたちはあっけなさと価値観の理解度の低さからリアクションは大人ほどではなかった。

しかし双眼鏡とスコープで一行は貴重な出来事を目撃した事実は存在する。

後はリピーターになってくれたらいい。

そして非常に珍しい(恐らくiPhoneでの動画は)動画を見てやってください。

http://youtu.be/W8GKTBIfWXw

おはら祭り

おはら祭り

鹿児島県の玄関口鹿児島中央駅前は車、路面電車、バスやタクシーなどが火山灰を巻き上げて、相当な混雑と喧騒に包まれている。

昨日はその喧騒がMAXに達した。しかし車、路面電車、バス、タクシーは排除された「歩行者天国」になっていてのそれだ。

年に一度の「おはら祭り」。何曲かに合わせて、考えられないほどの浴衣姿の人間が全国から集まり踊る。踊り子が万単位でホコ天を埋め尽くす。そして沿道には見学者がいるわけで、その数がディズニーランドばりである。

そしてパレードのメインはゲストのミッキーマウス達である。登場は2日目の昼頃だった。ドナルドやグーフィーも登場し、ボルテージが上がっていた。

しかし人の数が、「鹿児島県に人がこんなにいたのか？」というほど。そして朝まで踊り明かすわけでもなく、18:00には撤去車両などが最終運搬を行って綺麗に通常交通が行われていた。

祭りと人は綺麗にいなくなっていた。

そんな喧騒の中、私は偶然なのか「リスクマネジメント講習会」という真面目な研修を3時間受けた。

自然体験活動の指導者はあまり国が認める資格制度が少ない。しかし近い将来、国が認める資格制度が整備されそうである。

今まではひとつの認定団体だった通称CONE(コーン)
http://www.cone.ne.jp/
自然体験活動推進協議会は国と法の整備を進めている。

リスクマネジャーの設置は将来、自然学校や体験を提供する団体や個人も必須条件になるかもしれない。

いままで認定なんてくそくらえ！の私はいわゆる資格や認定証は一枚も持っていない。

そんな講習会でワンランク上がった、最低の指導者を何人もみて来たからである。

フリーランスで仕事をすると、その受賞歴や実績がものをいう。

しかし「ひねくれ者」の私は「本当の実力を見る人が見たら分かる」というなんともナルシストな考え方で細々暮していた。

その気持ちは今も変わらずある。大げさなパフォーマンスは嫌いなのである。

そういう意味では中々実力は認められない道順を進んでいると自覚もしている。

それが人生なのだろう。
それが自分なのだろう。

自分が納得いく方法で生きていけるなら、そんな幸せなことはない。

金儲けに興味がないんだから、生活できる程度の金を稼ぎながら自由に暮していけばいい。

自分に正直な人生は幸せなんだと思う。