ありがとう いってきます ももぞの あい
おとうさんが
はなしかけてくれた
まあるくそだて
やさしくそだて
おかあさんが
なでてくれた
かわいくそだて
きれいにそだて
おばあちゃんが
いのってくれた
あまあくそだて
おいしくそだて
そうして
わたしは
ここまでそだちました
ありがとう
いってきます
木の根元に銀マットが敷かれていました
近づくと桃の実です
すごく美味しそう
散歩していると果樹園の木の根元に、銀色のシート。山形では、比較的よく見かける風景です。
果樹の下からも光を当てて色よく仕上げる作業です。
この桃も、もう間もなく出荷されるのでしょうね。見るからに美味しそうです。
以前、果樹農家の仕事について調べてみたことがあります。それまでは、季節が来ると美味しい果物がワンサカ実って大もうけみたいなイメージを持っていたんですけど、1年を通して、じつに細やかな手間をかけて育てていることを知り驚くとともに、自分の認識の浅はかさを恥じました。
『果樹王国山形』を支えているのは、それぞれの果樹農家さんの地道な努力なのだということを知り、改めて敬意をいだいたことを覚えています。
あいちゃんも、きっとご家族からの深い愛情に包まれて、ここまで育ったんだろうね。
我が家の食卓にも果物があがることが多い季節になったけど、それぞれの果物に、生産者の努力と愛情が込められているんでしょうね。
感謝の気持ちを忘れずに味わいたいものであります。