山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

こだわりのマイタケ料理

2020年09月14日 | キノコ料理
 深夜からの雨音。夜明け前、布団から這い出して気象庁の雨雲レーダーを見る。
 こりゃ無理だ。新潟から東北まで雨雲に覆われている。自宅待機決定。
 この雨が、連日の猛暑にさらされてきた動植物たちの力になってくれることを祈りましょう。
 さて、私はどうする?外遊びが出来なくなると、途端に選択肢が狭まってしまう。
 ま、新しいジャンルにチャレンジするパワーはないけど、これから先に向かう気力を高める活動なら出来るぞ。
 それは、マイタケ料理です。今、山に行っても手に入らないけれども、我が家のドラえもん冷凍庫には、大抵のものがあります。もちろん、マイタケもあるんですよ。これを使った料理で、キノコ採りの気分を盛り上げましょう!

  ≪マイタケの煮物≫

 下ごしらえの部
 ・冷凍しておいたマイタケ(100g強)をパックのまま湯煎して解凍

 ※採ってきたときからここまで、一度も水にさらしたり洗ったりしていません
 ※これがマイタケ料理の最大のこだわりです(香りと味を逃がさない)
 ※汚れは、削る、はらう、拭く で対応(ここには時間をかけました)。
 ・厚揚げ200gを食べやすい大きさに切り分ける
 ※必要に応じて油抜きする

今回は油抜き不要と判断


 調理の部
 ・上記の2品をサラダ油で炒める

火を通す

 ・だし汁カップ1と、酒、醤油、みりん各大さじ1を加えて中火で煮る

 ※醤油も少なめだし、焦げ付きやすい食材もないのでお気軽です

 ・具材と調味料とをよく和えながら水分を飛ばす
 ・水分が、ほぼなくなったら盛りつけ

はい、出来上がり


 料理中、マイタケの香りが台所中に広がっていきます。食卓に上がるまでのほぼ1年間、味と香りを閉じ込めてきた、こだわりの成果です。栽培品と一番差がつくのもこの辺だと思います。 
 この香りと味を楽しむと、「採りたては、もっと美味しいはず。」なんて意欲が湧き上がってくるんですね。
 そうして、自分の体力を限界まで鼓舞して山を歩き回る、秋のハイシーズンに突入です。

 さあ、今年は、どんな出逢いが待っているのでしょうか。

 To be continued!