山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

神様からのお裾分け

2020年09月13日 | 山菜採り
 自分で想像していたよりも山を歩き回る体力が落ちていなかったことにホッとした。これなら、今年のマイタケ採りも何とか楽しめるでしょう。

荘厳な御神木達

 日の差し始めた尾根の木々に別れを告げて谷底まで降りる。
 ここはまだ、夜明け前のトワイライトゾーンである。

白い小花の群落


丁寧に見つめると美しい
 帰宅して、調べてみると「アキノウナギツカミ」という不思議な名前の野草のようだ(自信なし)。

こちらは登山道沿いによく見かけるもの

「アキチョウジ」というらしい(こちらも疑問点あり)
 欲に駆られた急ぎ足だと見逃してしまうのだが、こうしてゆったりと歩くと、これまで見落としてきた自然界の機微が見えてくる。
 やっぱり、心のゆとり、そして、マイペースが大事だね。そんなことを考えながら、清々しい心持ちで下界に戻る。・・・わけない。
 せっかくここまで来て、収穫0なんてあり得ません。
 道々、ミズコブの成熟状況を観察しながら、少しずつ戴いて帰ってきました。

なかなかいい実り具合
 よく観察してみると、そこそこに日当たりが良くて水はけが良い場所は、成育が良さそうです。この辺の条件を頭に入れて上手に採取することにしましょう。
 これに、キクラゲを少々加えて、今度こそ帰路につくのでありました。


本日分の収穫です。慎ましやか。

 秋キノコの発生は、いつ頃になるかなあ?
 ま、いつかきっと出始めるんだから、神様からのお裾分けに感謝しながらのんびりと待ちましょう。