始めに、震災で辛い思いをした皆さんにお悔やみ。亡くなられた方々に黙祷。
この地震と津波とで失われた自分の故郷に対する思いについては、語り尽くせないものがあります。
ただ、かの地で元気に生き、毎年、海の幸を送って下さる叔父様叔母様達に元気をいただいております。ありがとうございます。
「2回目に具合が悪くなった人は、3回目も出るってよ。」
言わずと知れた、コロナワクチン接種の話題だ。
2回目に何ともなかった同僚が、こんなアドバイスをくれた。確かに3回目も何ともなかったようで、翌日、平然と出勤してきた。
私はと言うと、2回目にひどく具合が悪くなったものだから、「3回目もそうなるかも」と不安を抱く。
そんなわけで、ワクチンの予約は、休みの前日に設定。
はああ~。
それにしても、あのおぞましい感覚(2回目の副反応ね)を、また味わうのかと思うと、気が重くなる。それでも、感染して、職場や家族に迷惑をかけないためには、必要なことなんだよね。
午後の勤務途中から職場を離れて接種会場へ向かう。今回の接種会場は、市のスポーツセンターだ。
予約の時間帯よりも40分ほど早く着いたのだが、市では効率的な接種を最優先に運営しているようで、スタッフは、私も含めた年寄りにも分かりやすいように、声がけしたり手招きしたりしながら誘導してくれた。
体調チェック ⇒ 本人確認 ⇒ 問診票点検 ⇒ 接種 ⇒ 15分待機 ⇒ 終了
トータルで30分かからなかった。何百人もの市民が、次々と接種を終えていく。
最近のお役所仕事は、市民ファースト。すごくレベルアップしていると思った。
さて、帰りがけに貰ってきたチラシを読む。
あれれ?
発熱する人が数%?
ようく読むと、3回目のデータが非常に少ない。真(ま)に受けない方がいいかも。そんなことを思いながら、普通に就寝。
そして、夜明け前。
来ましたよ!
悪寒とともに、関節痛がひどい。身体を動かすのが辛く、前回とは違う。どちらかと言うと、何年か前に罹患したインフルエンザの症状に近い。熱をはかると、38℃を超えている。
やっぱり来ましたか。ここは、迷う必要なし。伝家の宝刀を抜きましょう。
非ステロイド性抗炎症剤
前回、このお薬に助けられました。
「2回目効いた人には、3回目も効くはず!」
ま、黄門様の印籠のようなものですかね。
案の定、服薬後1時間で、悪寒も発熱も関節痛も倦怠感も全て消え去りました。
はあ、ありがとう。
ふと思い出した、昨日の光景。
昨夜降り積もった雪が側溝を埋めています
でも、雪の隙間を見ると、勢いのある水の流れ
雪解け水です。どんなに雪が積もっても、次の季節は必ず来る。そう感じた光景でした。
コロナ禍も長く続いているけど、大変な思いをしている人も少なからずいるけれど、いつか共存出来る日がやってくるはずだよね。
自然の力と、人の力との折り合いをつけて生きていく。そこが到達点になるはずだと、副反応に苦しみながらも、改めて思った夜でした。