山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

春爛漫の里山遊び

2023年04月23日 | 山菜採り

 本日は、春先としては初めて近くの里山に入ってみることにした。毎年入っているS川の裏側の山域だ。A氏が最近発見した場所で、いろいろな山菜が採れることに加えて、春の訪れが豪雪地帯のわりに非常に早いらしいのだ。

 昨秋に、キノコ採りでお世話になっているので、豊かな土地であることは分かっているのだが、どんなものが出ているのか楽しみで仕方がない。

       清々しい朝の景色

 昨夜降った雨のせいだろう。空気が非常に澄んでいる。グリーグの音楽が聞こえてきそうだ。

       足元にはフクジュソウが咲いていました

 よく見渡せば、

       おおっ!

       群生地ではないか

       カタクリも花盛り

       ヤブカンゾウとの共演です

       これは、ヒメザゼンソウかな?

 はああ、満足!春の花と風景とを堪能できました。それでは帰りましょうか。

 って、そんなはずない。

「この下に出ていると思うんだなあ。」

       急斜面を下るA氏(野バラが足を引っ張る)

       朝日に光る山菜

       コゴミとクワダイの群生(もうすぐワラビも出る)

       柔らかそうなクワダイ(イヌドウナ)です

 我が家の冷蔵庫。おひたし用のコゴミにシドケは、まだあるんだけど、こちらは別物。少しずつ貰っていきましょう。何と言っても、出始め山菜の新鮮な風味は何物にも勝るのだ。

       それにしても、空気が澄んでいる

 そしてですね。順番が前後してしまうんですけど、本日の本命山菜も戴いてきたんです。

       タラノキ林で

       出逢ってしまいました

       このお方たちも、美しい

 採り始めて間もなくすると、別のグループがやってきました。タラノキ林の、枝先の様子等を見ると、何日か前に入った人もいる感じ。

 これは多分、激戦区というやつですね。ま、お互い様だ。仕方あるまい。それぞれが、採れる分だけを採って、シェアしあうしかない。

 とは言いながらも、それなりに採れたので未練はありません。

       最後の収穫

 最後の最後に、フキノトウとアサツキを戴いて本日の里山探索は終了です。

 ああ~、面白かった!

 春、初めて入った里山探索だったけど、十分に楽しませてもらえました。

 案内してくれたA氏。そして、豊かな恵み準備してくださった山の神様、ありがとうございました。