本日は、春先としては初めて近くの里山に入ってみることにした。毎年入っているS川の裏側の山域だ。A氏が最近発見した場所で、いろいろな山菜が採れることに加えて、春の訪れが豪雪地帯のわりに非常に早いらしいのだ。
昨秋に、キノコ採りでお世話になっているので、豊かな土地であることは分かっているのだが、どんなものが出ているのか楽しみで仕方がない。
清々しい朝の景色
昨夜降った雨のせいだろう。空気が非常に澄んでいる。グリーグの音楽が聞こえてきそうだ。
足元にはフクジュソウが咲いていました
よく見渡せば、
おおっ!
群生地ではないか
カタクリも花盛り
ヤブカンゾウとの共演です
これは、ヒメザゼンソウかな?
はああ、満足!春の花と風景とを堪能できました。それでは帰りましょうか。
って、そんなはずない。
「この下に出ていると思うんだなあ。」
急斜面を下るA氏(野バラが足を引っ張る)
朝日に光る山菜
コゴミとクワダイの群生(もうすぐワラビも出る)
柔らかそうなクワダイ(イヌドウナ)です
我が家の冷蔵庫。おひたし用のコゴミにシドケは、まだあるんだけど、こちらは別物。少しずつ貰っていきましょう。何と言っても、出始め山菜の新鮮な風味は何物にも勝るのだ。
それにしても、空気が澄んでいる
そしてですね。順番が前後してしまうんですけど、本日の本命山菜も戴いてきたんです。
タラノキ林で
出逢ってしまいました
このお方たちも、美しい
採り始めて間もなくすると、別のグループがやってきました。タラノキ林の、枝先の様子等を見ると、何日か前に入った人もいる感じ。
これは多分、激戦区というやつですね。ま、お互い様だ。仕方あるまい。それぞれが、採れる分だけを採って、シェアしあうしかない。
とは言いながらも、それなりに採れたので未練はありません。
最後の収穫
最後の最後に、フキノトウとアサツキを戴いて本日の里山探索は終了です。
ああ~、面白かった!
春、初めて入った里山探索だったけど、十分に楽しませてもらえました。
案内してくれたA氏。そして、豊かな恵み準備してくださった山の神様、ありがとうございました。