近いというのはありがたいことだ。いつもより1時間半遅く出かけたのに、1時間半早く帰宅できた。もちろん、収穫には満足だ。
これは、採り場までの往復時間が短縮された結果ね。山菜との対話は、十分に楽しませてもらいましたよ。おかげさまで恵比須顔のマタギなのであります。
更に嬉しいことに、山遊びの疲れは当然残っているんだけど、運転疲れってのが少ない。この前のN川みたいに、峠で雪女から襲われるようなこともないから、帰宅しても余力があるのだ。
休憩の必要なし。山菜の下ごしらえを済ませてしまいましょう!
帰宅から1時間かからずに完了!
念のため、画像の左手前から反時計回りに、コゴミ(クサソテツ)、クワダイ(イヌドウナ)、アサツキ、タラノメです。
これだけを見ると、欲タガリのマタギも、むやみやたらに採らず程よく収穫するようになったように見えるんです。だけど、冷蔵庫を見ると、コゴミやシドケが残ってるじゃん。しかも、調理もせずに、手つかずのままの山菜まである。
コゴミは、残りわずかだから、うまく引継ぎができそうな感じ。シドケも、唯一無二の存在だから、競合はない。しかし、手つかずのタラノメが多数。困ったなあ。ちょっと考えさせてもらいましょう。そして、このお方、
フキノトウちゃんです
3日前に採ってきたんだけど、常備菜の炒め煮が残っていたので、調理を保留していたのだが、そろそろ仕上げないと、悪くなってしまう。これは、先送りが許されない状態みたいですね。
ようし、やってしまいましょう!
タラノメも含めて、全ての山菜を調理し、山の神様からいただいてきたご恩にこたえるのだ!
元気の残っているうちにやってしまいましょう。
先ずは、おひたしです。
・アサツキはいつも通り、熱湯で30秒湯がいて冷水へ
・クワダイは、出始めだったので短めに、沸騰から2分茹でました
・コゴミは、太さがまちまちだったので、太い方に合わせて沸騰から1分半
見た目もいいけど、春の香りがいっぱい
・フキノトウは、3日間冷蔵庫に置きっぱなしだったので6分間茹でました
多分、大丈夫じゃないかな
・水を切って200gあったので、酒醤油みりん大さじ2で調味
3日置いた割にいい感じです
これで、前半戦終了です
美味しい山菜料理になることは確定ですね。
さあ、最大の難関、タラノメなんですけど、前回天ぷらにした残りが半分あって、そこに、また凄いやつが追加されちゃったんですよ。どうすれば美味しい料理にできるか、もう少し考えさせてもらいましょう。
とりあえず、今宵は、
山菜で満たされました
おひたしも、
こんな感じ
コゴミは胡麻和え、シドケに鰹節、アサツキに酢味噌、クワダイは薄口醤油味でいただきました。
それぞれに個性があって美味しいんだけど、全部春の喜びにあふれています。
山の神様、ありがとうございました。
冷蔵庫の山菜との調整も何とか進みました。残るは、タラノメ。まだ、綱渡り状態が続く山菜キッチンなんですけど、こちらについては、また明日。
きっと美味しく出来るはず!