山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

なんて嬉しい日本の食

2025年01月31日 | 日記

 検査結果をもとに、今後の治療についての説明が、お医者さんからあった。

 大きな手術になるため、日程調整が難しく、2月末になること。

 それまでの間に、いくつかの検査を追加で受けてもらいたいこと。

 その中に、今入院している病院ではできない検査があるため、一度退院してもらって、早いうちにそちらで検査を受けてきてもらいたいこと(総合病院の二股は禁止みたいです。もう予約とってた)。

 で、検査が終わったらまた戻って、細かい説明をする予定なんだそうだ。

 だけど、その後、あえて1か月間入院を続けても、特別な治療をするわけではないから帰宅してはどうかとおっしゃる。

 それは、望むところよ!

 マタギの目が輝いたのをお医者さんは見逃さなかったようだ。

「ただし、帰宅しても、お酒はダメね!」

ふわぁい、分かりましたあ~。

 まあ、それでも帰宅すれば、今までの囚人食を脱出できるのだから、嬉しいことではないか。

 だいたい、この病院に入院してから1週間、口にしたものと言えば、『水』と『薬』と『囚人食』だけなんだから。

 『囚人食』って失礼ではないかと思うかもしれないけど、全然そんなことはない。

       飲むカロリーメイトってところでしょうか

 これを飲むしかない食事で1週間過ごしてみ? 心が荒んでくるよ。

 『食』は、人生の喜びの半分を占めているとマタギは思っている。

 だから、この悲しい食生活を脱出できるってのは、とてつもなく大きな喜びなのだ。

 「でも、家に帰ったら、突然ご飯って言うのも心配ですね。」

 妻が懸念を表明。

 そりゃそうだ。 妻よ、ナイスご意見!

「じゃあ、退院前にご飯が食べられるかどうか、食事を切り替えて試してもらいましょう。」

ということになった。

 そして、昨夜、

       おおおおおおおおおおおお!!!

 米だ! おつゆだ!! おかずだ!!!

 ああ~、嬉しい。

       早速、お粥を掬って口に運ぶ

 うんまあい!

 おかずなしよ。

 それでも、美味しくて仕方がない。

 ああ、お米って、こういう味だったんだよね。

 日本人であることに感謝しつつ、

       椀物を口に含む

 かつおだしの効いた薄口しょうゆ味。

 ああ~、たまらん!

 日本人に生まれてきてよかった!!

 メインディッシュは、

       大根をメインにした煮物です

 これが、トロトロで味が染みて美味しいのよ。

 多分、消化がよくなるようにしっかり時間をかけてあるのだろう。

 喉ごしが、とても優しい。

 ああ、やっぱり日本人の食事だ。

 これに、カリフラワーのマヨ味噌和えとデザートを加えてのラインナップでした。

 これを、一口一口味わいながら楽しませていただき、

       完食です

 食事って、こんなにありがたいものなんだっけ?

 食べながら、感謝の念がこみ上げてきます。

 とにかく、みんなありがとう!

 そして、御馳走様でした!