山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

アンコウ鍋の季節

2025年01月14日 | 日記とレシピ

 昨夜の町内会の会合では、色々宿題を渡されて帰ってきた。

 町内全体としては、新年度の役員選出と報告。

 近隣では、ごみ集積所の清掃当番を、どう組み替えるか。

 どちらも、新年度に向けての動きなのだが、どちらでも足かせになるのが、住民の高齢化。

「うちは、もう歳だから勘弁してくれ。」

と、来られると、あまり強く出るわけにもいかない。

 結局、動ける人が毎年働いて地域を支えるしかなくなるんですね。

 地区全体の高齢化率が35%を超えているそうで、謂わば、老々介護状態なのだ。

 こうなって来ると、大切なのは健康寿命っていうやつで、年を食っても動ける体力と気力が大事だと痛感させられる。

 ・・・って、何の話をしたかったかって言うと、年度末ですねえということ。

 北国では、年度末が近づくと、鍋が恋しくなるのよ。

 季節の野菜と魚(肉もあり)を食べてあったまる。

 そうして、寒さを乗り越え、新しい季節の訪れを待つ。

 これが、この時期の楽しみね。

 そんでですね、また、妻が見つけたわけよ。

 その名も、アンコウ鍋セットだそうだ。

 正直なところ、昨夜預かってきた宿題が多すぎて、

       こういうお方の相手は遠慮したい

 でも、ある程度下ごしらえできてるなら、是非戴きたいですなあ。

 スーパーに覗きに行くと、ありました。

       すでに切り身になってますよ

 はい。今宵はアンコウ鍋です。

 まず、下ごしらえの必要なものを済ませます。

 ・アンコウの身に軽く塩しておいて

 ・湯通しして臭み抜き

 ・同様に糸コンも湯通しを済ませておきます

 後は具材を切り分けておきましょう。

 ・白菜は削ぎ切り、ネギは斜めに、豆腐は大き目のさいの目切り、ニンジンは梅の型で切り抜いて薄切りにしておきましょう

 大事なつゆに移ります。

 ・あん肝の風味が最も大切

 ・ある程度たたいたら乾煎りします

 ※焦げ付く直前まで炒るといい香りがしてきます

 ・水1ℓに、酒醤油みりん各40ml、顆粒出汁適量とおろしショウガに、添付された味噌をそのまま使ってみました

 ・電磁調理器に引っ越して具材を並べて加熱

       よく火が通ったみたいです

       いただきます!

 いやあ、あったまります!

 アンコウの身のコラーゲンがトゥルトゥルっとして、堪らんのですわ。

 この料理は、やっぱり、加熱しながら欲しいものを欲しいだけ取って食べるのが一番です。

 旨さと温かさが身に染み込んできます。

 日中に、町内会の懸案をひと通り片付けておいたので、心も軽い。

 ああ、鍋の季節ですなあ~!

 本日は、その1回目。

 身も心も温まらせていただきました。

 ご馳走様でした!