
このところ、山菜のハイシーズンに憑りつかれているマタギ。
職場の孟宗竹も含めると、3日も空けずに山菜採りをしている計算になる。
収穫活動そのものは、非常に健康的なアウトドアライフの一助。
そして、そこから派生してくる調理の方は、家族円満の一助。
更に、マタギの認知症進行を僅かながらでも食い止める脳活の一助。
そのせいか、冬場に比べて明らかに頭も身体も軽くなってきていることが分かる。
そんな中でのことだ。
「常備菜、どうなってる?」
「今日のお弁当で、アサツキのオリーブ炒めが終わり。」
「そうか。ウドは?」
「まだ、ドンコロ煮が容器の半分くらいはある。」
これとは別に、フキノトウとタケノコがらみの常備菜も残っている。
だとすると、当面はアサツキのオリーブ炒めの補充が欲しいですね。
そんでですね、在庫の現状なんですけど、ウドやタケノコは十分にある。
ただ、肝心のアサツキは、
現在、根っこを保存できないかと試行中
オリーブ炒めにはちょっと使えない。
代わりと言ったら失礼だけど、ウルイはたっぷりある。
こちら様は、非常に優秀で、茹でても炒めても煮ても揚げても美味しく戴ける山菜。
アサツキとは全然性質が違うけれど、美味しくなる!
野生の勘がそう叫び始めた。
早速、試してみることにしました。
作るのは、ウルイのオリーブ炒めです。
下ごしらえ・調理の部
ウルイは、新鮮だけどかなり伸びて固めなので、今回はしっかり茹でて柔らかくしておこうと思います。
・重なり合った茎を剥がして、丁寧に洗ったら
・寸切りにして
・熱湯で5分間茹でました
この間に、ベーコン80gと竹輪2本を細く切り分けておきます
・アサツキのときと同じラインナップです
・滑りの良いフライパンでオリーブオイルを加熱したら
・竹輪 ⇒ ベーコンと炒めて
・ウルイも加えて、オリーブ油が全体に回ったら
・塩コショウ少々で味を整えます
ちょっと試食してみたんだけど、ウルイとベーコンとちくわの味がバランスよく調和していて、とても美味しいです。
ただ、アサツキのような香りはない。これは仕方がないこと。
そこで、香り付けに醤油をちょっとだけ加えてみました。
すると、一気にグレードアップ!
醤油マジックと言ってもいいかもしれません。
ウルイ料理の新境地
すばらしい一品になりました。
さすがは万能山菜のウルイ。
オリーブ炒めでもすごく美味しいです。
おかげで、暫くはウルイ料理をお弁当でも楽しめそうです。
ありがたく戴きたいと思います。
山の神様、いつもながらありがとうございます。
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