山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

うちゅうりょこうへどうぞ(さんぽうた35)

2020年10月29日 | いきもの

  うちゅうりょこうへどうぞ  こすもす せい

きせつがくると
みえてくる
ひとつ また ひとつ

わたしは 
のはらの 
おほしさま

ほら 
だんだんと
ひかりはじめたよ

なかまがふえて
かがやいてきたよ

もう あたりは
ひかりのうみ

わたしは
おほしさま

そうして わたしたちの 
のはらは
ひかりあふれる うちゅう

あなたも
うちゅうりょこうへ
どうぞ



 今年、初めてコスモスに気付いたのは、8月のはじめ。

はじめに出会ったコスモスは『一番星』


 ポツンと咲いていたけれど、見つけた感想は『寂しい』とか『儚い』じゃなくて、『嬉しい』でした。
 このお花、弱々しそうなイメージだけど、心の色眼鏡を外して見れば、しなやかで凜とした佇まい。むしろ、しっかり者の印象を持ちました。加えて、「こんなに早くから!」と嬉しくなったんです。
 それが、時とともに花数を増やしていきました。
 そして、秋が深まってくると、こうです。


コスモスの宇宙


 秋が深まっても、

暖かな花園は、虫たちを集めています。もちろん、人の目と心も引き寄せます。

 こんなコスモスの移り変わりを見ていると、日暮れとともに星が瞬き始め、やがて空いっぱいに星が輝き出す、そんな夜空の営みを見ているような気がしてきたのですよ。
 一輪の花は星。花がいっぱいに咲き乱れる野原は、宇宙。そんな気がしてきませんか?
 まだ、コスモスは元気です。あなたも、宇宙旅行に行ってみませんか?



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