
先週採ってきた山葡萄が、保存を開始してから1週間目になった。冷蔵庫を開ける度に見ているとあんまり感じないんだけど、画像として記録を残しておくと、その変化に驚かされてしまう。
これが採ってきたその日の状態
1週間後には、
こうなっちゃいました!
ただの山菜果汁だったのが、美しい蠱惑のエキスに変身しているではありませんか。
これは、楽しみ!早速、山葡萄のジュースにしましょう。と言っても、作業は、至って簡単。こうです。
この通り
・山葡萄をガーゼで濾して原液を集める
以上です。
これが、どのような化学変化を起こし、変身したのかは分からないけれど、美味しそうなことは確かです。
続いて、搾りかすの方なんですけど、捨てるのは勿体ない。これまでのように、二番煎じにします。
・500mlの水と100gの砂糖を加えます
・沸騰しないように火加減を調整しながら煮込みます
※今回も20分弱加熱しました
・冷めるのを待って濾します
500ml強になりました
そんで、ですね。その日の夕ご飯に添えてみたんですよ。
組み合わせてみたかったおかずは、
とりあえず肉料理(ヒレカツなんですけど・・・)
ここに、
2種類の山葡萄ジュース
カツを味わった後に、山葡萄原液を飲んでみた。ゲゲッ、口の中に残っていた脂肪とソースの味が一気に削ぎ落とされてしまった。口の中に残るのは、山葡萄の香り以上に強い酸味。「これは、きつすぎるかも。」
続いて、二番煎じエキスを、同じように使ってみる。
!!!
いいじゃん!
口の中に残っていた油味が抜けるのは同じなんだけど、爽やかな風味と甘味とが残り、「続きを食べたい!」という気持ちが湧き上がってきます。
これぞ、ワイン効果だよ!
喜んで、お肉とジュースとを交互に口に入れてしまう。
・・・かなり気合いを入れて、思いを込めて見守り続けた1週間。出来上がってみれば、二番煎じの山葡萄ジュースが明らかに美味しいという結果になってしまいました。
でも、この原液は、味が濃厚で、酸味が強すぎるというだけだよね。修正出来るはずです。
どう修正して、より美味しくするかは、調理人の腕次第じゃないかな。
きれいなジュースなんです
原液の場合、発酵が早く始まってしまうらしいので、そんなに時間はありません。でも、次の対策を考えて、美味しくいただかねばなりませんね。
もうひと山越えなければならないようです。
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