山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

久しぶりのキノコ山

2024年08月19日 | キノコ採り

 帰省した息子も、台風が来襲する前にと帰ってしまった。

 その台風も日本から遠ざかりつつあるようなので、久しぶりに『キノコ山』に出かけてみることにした。

 この時期、メインになるターゲットはトビタケである。

 今年の天候を考えると、そろそろ出始めてもいい頃だと考えたのだ。

 で、例によって日の出の時刻に合わせて自宅を出発する。

 さすがに台風一過、目的地に向かう道路にも車止めにも、人の気配は全くない。

 身支度を整えて森に分け入る。

       森の入り口の木々

 太い木ではないが、空気が違う。

       やっぱり森の空気は美味しい

       ブナの巨木

 トビタケは、ブナの巨木の根元か、

       倒木の根回り

 もしくは、その生えていたであろう場所付近の地面から発生する。

 1本目の木も、2本目の木も出ていない。

 3本目の木は、去年見付けた木で、沢の音を左に聞きながら上流に登ったところにある。

 しかし、木が見つからない。

 登っても登ってもないのだ。

 この時期は森とは言っても、その周辺の藪の密度は半端でない。

 笹や雑木をかき分けながら進むうちに、足はガクガク、汗で全身ずぶ濡れになってしまった。

 「やっぱり、取りつき地点を間違えたのかよ。」

 仕方なく引き返すと、取りつき地点のやや下流に、その木はあった。

 しかし、トビタケは出ていない。

 『キノコ山』は、非常に広く、採り場も沢山あるのだが、今日はくたびれた。

 もう、次の採り場に進む気力が湧かないので、引き返すことにした。

       ウドの花が「また来い」と言っている

 午前3時過ぎに出発して、8時前に帰宅。

 仕方なく、自宅の採り場を探ってみる。

 この採り場、冷凍庫はマタギを裏切らない

       本日料理する分です

 仕方がないので、これを使いましょう。

       細かく裂いて、ナスを用意して

       しっかり炒めて

       あと10日ぐらいは大丈夫

 しかし、冷凍庫の在庫も、いよいよ残り僅か。

 次こそは、新物に出会いたいものです。

 山の神様、よろしくお願いいたします!



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